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栄養満点!寒締めほうれん草

No. 1185 〔2年以上前〕 , 市内・食・農など , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは、食農推進課のSです!
冬は野菜の彩りが少なくて、なんだか食卓が寂しい……そんなことを思っている画面の前の皆さん!
いまが旬の寒締めほうれん草を今日の一品に加えてみませんか?
 
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ほうれん草を栽培しているハウスを開放し、冷気をハウス内に取り込みます。
そうすることでほうれん草の成長が止まり、糖分やビタミンといった栄養素を葉に取り込みます。
 
JA秋田ふるさとでは、糖度7℃(!)以上のものを基準として出荷しています!
 
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寒締めほうれん草は、えぐみが少なく熱を通すと甘味が際立ちます。
 
そんな私のおすすめはほうれん草と豚肉の常夜鍋✨
ほうれん草に含まれている鉄分は、動物性たんぱく質と同時に摂取することで効果的に吸収されるそうです。
常夜鍋は栄養満点な寒締めほうれん草を余すことなく楽しめる一品です(o´艸`)♡
 
ぜひ旬の食材を食卓に取り入れてみてくださ~い!

〔 411文字 〕

あまえこ飲んでたんせ~~~!

No. 1182 〔2年以上前〕 , 市内・食・農など , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは、もう降雪は勘弁してほしい食農推進課のSです!
みなさんの地域は雪の影響は大丈夫でしょうか?すでに春が恋しいです…。
 
 
さて、数年前の食農ブログで取り上げていました「あまえこ」
「あまえこ」とは、甘酒のこと。
 
 
なぜ「あまえこ」というのか、由来を調べてみましたが、これだ!というものは見つかりませんでした。
おそらく東北弁独特の「~っこ」が語尾についた形だとは思うのですが、では「あまえ」とは一体???
 
 
そんな由来が気になる「あまえこ」。
先日、製造してらっしゃる麹屋近野商店さんにかまくらFMの番組取材に伺いました!
 
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なんと創業は大正3年。100年以上も続く老舗です。
レトロな外観は、先代がこだわりぬいたデザインとのこと。
 
 
昔は「お父さんはどぶろく、お母さんは粕漬、子どもはあまえこ」といったように、家で発酵食品を食べることが常だった、と教えてくださったのは、店主の近野さん。
 
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きれいな乳白色ですね💕
横手の雪まつりでふるまわれる甘酒は、こちらの甘酒になるんですよ~!
 
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こちらがあまえこと麹です。
お湯割りでいただくと、寒さで冷えた体にじんわりしみわたりました…!
つぶつぶした感触がないサラサラタイプの甘酒なので、どなたでも飲みやすいかと思われます。
 
麹は噛むとほろほろと口の中で崩れ、じわっとした甘みが広がります。
 
こちらの取材内容は、
 
2月14日7時30分~
かまくらFM「横手のおいしいみっけ」
(再放送:2月15日17時30分~)

 
で放送いたします!
 
後日HPにも掲載いたしますので、ぜひお聞きください✨

〔 720文字 〕

≪金樽≫ 厳しいチェックは高品質のため!

No. 1181 〔2年以上前〕 , 市内・食・農など , by 食と農ブログ Icon of admin
みなさんこんにちは、食農推進課のSです!
今年の2月4日に予定していたいぶりがっこの腕を競い合う「いぶりんピック」。
残念ながら、今年度は中止となってしまいました。
 
しかし!!!!
 
[B:[C:deeppink:今年も美味しいいぶりがっこができあがりました!!
初代いぶりんピック優勝者の方のレシピを使用した≪金樽≫。
先日、山内の某所にていぶりがっこ≪金樽≫の検品が行われると聞き、取材に伺いました!
 
≪金樽≫とは……
第一回「いぶりんピック」優勝者のレシピを参考に作られたいぶりがっこ。
無添加・無着色の製造方法にこだわり、塩麹を使っているのが特徴です。

 
 
食農HPの「横手のいぶりがっこ」 のページでも金樽をご紹介しています🎵
 
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訪問前は「いぶりがっこの検品? どうやってやるの?」と正直わからなかったのですが、実際に目にしてみると、とても厳しく細かい作業でした…!
 
こちらに並べられているいぶりがっこ≪金樽≫は、すでに生産者の方がチェックしたもの。
それをさらに「山内いぶりがっこ生産者の会」の皆さんで総検査を行います。
 
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まず重さを量り、規格内にきちんと収まっているかをチェックします。
 
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それから一本一本、目視で丁寧に検品していきます。
こちら、「一人で一本をチェック」ではなく、「複数人で一本をチェック」という体制。
 
みなさん厳しく検査していますが、やはり漏れは出てしまうもの。
そこをカバーするために、複数人で検品を行っているんだそうです。
 
生産者の高橋廣子さんより、
 
「みんなで(検品を)やるからこそ、品質の維持につながっている。検品は勉強会でもある」
 
とのお話を伺いました。
なるほど、厳密なチェックのためだけではないんですね…!

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判定が微妙な場合は相談しながら行います。
 
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こうして一本ずつ並べて……
 
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きちんと真空包装されているか?
異物は混入していないか?
 
そういったものを厳密にチェックしています。
検品は3月中旬まで週に一回、一日1500~2000本行うそうです!
(この日は1500本程とのことでした、気が遠くなりそう…!)
 
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チェックが行われた画像がこちらです!
 
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※クリックで拡大します
 

丸いシール部分に茶色ががったものが見えますでしょうか…!?
続いて、こちらをご覧ください。
 
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※クリックで拡大します(画像はかなり明るく編集しています)
 
拡大したものがこちらです!
赤丸で囲った部分に異物があるのがわかります。
 
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「高品質で安心・安全な商品をお客様に届たい。
だからこそ、責任をもってこの検査を行っています」

 
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皆さん、ありがとうございました!

〔 1183文字 〕

秋田の寒天文化の謎に迫る~その3~

No. 1180 〔2年以上前〕 , 市内・食・農など , by 食と農ブログ Icon of admin
秋田の寒天文化の謎に迫る~その1~
→どのやって盆地の横手に寒天がたどり着いたか?
 
秋田の寒天文化の謎に迫る~その2~
→どうして寒天文化が受け入れられたのか?
 
 
* * *
 
 
先日情報提供にて、秋田栄養短期大学の「寒天に関する基礎知識」 を教えていただきました!
それによりますと…
 
 
>秋田県南部(横手地区)で寒天料理が広まった理由
>・夏の暑さが厳しい横手盆地では、冷たく口当たりの良い寒天がおいしく感じられる
>・漬物などを持ち寄ってお茶を飲む機会が多く、その際のお茶請けとして最適である
>   ↓
>・身近な材料で簡単に作れ、創意工夫ができる
>・重箱に流して固めるので、持ち運びに便利である
>・切り分けて食べるので、人数の増減に対応できる
>・溶けにくく、手でつまんで食べることができる

「寒天に関する基礎知識」スライド11より引用
 
 
なるほど、常温で固まるというほかに夏の暑さも関係していました!
さらに「たばこ(=おやつ休憩)の時間」の文化があったから、それぞれ工夫を凝らした寒天を作り、持ち寄ることで、寒天文化が根付いていったんですね。
 
「海がない横手で寒天が郷土料理となる」
それは、様々な条件が重なり合った結果でした。
これが要因だった!と一言では語りつくせません。
 
今後も寒天文化を追いかけていきます✨

〔 603文字 〕

秋田の寒天文化の謎に迫る~その2~

No. 1176 〔2年以上前〕 , 市内・食・農など , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは、食農推進課のSです!
早くも第2弾、今回も秋田の寒天文化の謎に迫ります‼
※繰り返しますが、一次・二次資料が見つからないため、あくまでも私の推測によるものです。
 
秋田の寒天文化の謎に迫る~その1~
 
前回は「盆地の横手にどうやって寒天がたどり着いたか」、ということを考察してみました。
続いて、どうして横手に寒天文化が根付いたのかを、寒天の性質と一緒に考えてみたいと思います!
 
* * *
 
①保存食に最適
雪深い横手では、冬期に保存できる食料は貴重な存在。
そして、寒天は材料も、作ったものも、長期保存が可能な食品です。
砂糖がたっぷり入った寒天は、冬期の重要なエネルギー源だったことでしょう。
 

②常温で固まる
寒天の特徴といえば…そう、「常温で固まる」こと!
常温で固まり、常温で溶けない。
冷蔵庫がなかった/高価だった時代、材料さえあれば誰でも作ることができました。
 
 
③使用する材料
寒天の材料といえば、くるみ、干しシイタケ、卵、などなど。(もちろんたっぷりのお砂糖もです)
昔の一般家庭でも、比較的手に入りやすい材料で寒天が作られていました。
 
* * *
 
・保存食として最適
・作りやすい
・シンプルな材料
 
この3点が主なポイントだと思われます。
さらに、横手にはもともと甘~い食文化がありました。
砂糖をたっぷり使う寒天と相性抜群だったのでしょう。
 
その3に続く!!

〔 634文字 〕

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