No.338

更なる品質向上へ「大森リースリング」の挑戦

No. 338 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
 横手市大森地域の気候・風土・生産者によって育まれるブドウの個性を素直に表現し、大森地域のブドウでしか表現できない個性を追求して出来た自慢のワイン。「大森リースリング」

 シャトーメルシャンシリーズに仲間入りしたことは、地域の誇りでもあります。
 そして、このワインがイギリス・ロンドンで開催された「インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2011」において「シャトー・メルシャン 大森リースリング 2007」が見事銅賞を獲得。より一層注目されるワインとなりました。

 さて、気になる今年の状況は、、、。
 今日は、醸造元であるメルシャンの栽培管理責任者 弦間さんによる栽培指導日となっており、同行させていだきました。

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「雨が少ない年でブドウにとっては、最高の年であり、栽培管理する農家さんが一番大変な年だ」と弦間さん。剪定状態や弦、生育状態など栽培農家と意見交換します。  

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雪国には、珍しいブドウのハウスを発見!!。
これは、昨年12月22日「復興応援絆プロジェクト」で、メルシャンから寄贈いただいた雨除け施設30aです。

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 世界のリースリングと対抗するためには、果実香を増強する対策が必要。
 香り成分を増強するためには、日光をブドウ樹にうまく当てることが重要です。昨年から継続してシルバー(ホワイト)マルチを設置し、効果を確認しています。

 ビニールハウスとマルチが設置されたブドウ畑となると、暑いと思われますが、涼しい風が吹き抜け、ブドウにとっては、最高の環境でした。

 涼しい風には、風鈴?

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 風鈴ではなく、各所に湿度・温度計が設置されているのです。すごい!!

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 すべてのブドウ畑に足を運び生育状況を確認。
 一番状態の良いブドウ畑から「大森リースリング」のブドウが収穫されるとのこと。

 収穫期に向けて、徹底的な品質向上をめざし、生産者の努力は続きます。

〔 831文字 〕

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