No.213, No.212, No.211, No.210, No.209, No.208, No.2077件]

はるか遠い雪の下

No. 213 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
みなさま、超お久しぶりです。
重~く、鉛色の空から開放され、心も体も季節も確実に春に向かっています。

でも、まだまだ雪の壁は高く、雪の下の草花や虫たちが青空を見ることができるまでは、まだまだかかりそうですね。

さて、「雪の下」と先ほど言いましたが、みなさん、今、雪の下まで到達するのにどれ位(積雪)あると思いますか?

ここは、増田の八木地区。硬く締まった雪の上を歩いていくと・・・、

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えーーーっ!?!
身長170センチはあろう男性が、すっぽり隠れるほどの雪の厚みです。
掘っているけど、まだ雪の下(地面)は見えません。
つまり、積雪は約2メートルということになります。(2月9日撮影)


この男性は一体何を掘っているのでしょう。

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掘る・・・、ただひたすらに掘る。

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深い深い雪のトンネルを掘った先に、

おっ、
ついに、
何かが出てきたぁーーー!!!

どうやら葉っぱのようです。
さっそくその物を確認すべく、かなちゃんも穴の中に潜入です。

ズズズ、ズッデーン。
雪国育ちなのに、恥ずかしながら尻餅をついてしまいました。

さてさて、気を取り直して確認作業。

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おぉーーーっ!!!
これはまぎれもなく、キャベツです。
しかも、青々として、みずみずしい、採れたて新鮮キャベツです。

雪の下から、まさかキャベツが出てくるなんて驚きです。
もし、キャベツ人形がこの様子を見たら、「Oh My God!」と言うでしょう。

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これは「越冬キャベツ」と言って、11月から12月の雪が降る前に収穫したキャベツを雪の下に貯蔵することで、野菜の収獲量が落ちる冬の時期にも食べることが出来る、知恵が詰まった保存食なのです。
さらに、厳しい寒さと深い雪がキャベツに甘さと旨味を凝縮させるのです。

このキャベツを作っている佐藤 誠さんは、「今年の雪は半端ねがった。大体どごさ埋まっているが見当はつぐんだけど、とにかく毎回毎回2メートル掘るのが大変だぁ。」と苦笑いしていました。
「んだども、ホントに甘くてうめっど!」

天然の冷蔵庫で、キャベツが凍らないギリギリの温度で保温することで、葉っぱが美しい緑色のままで、しゃきしゃきした歯ごたえと、甘さを味わうことができるんだそうです。

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誠さんちや、八木地区で生産されている越冬キャベツは、3月いっぱい頃まで、増田町の「青物横丁 友の会(あぐりセンターますだ)」や十文字町のスーパー等でお買い求めいただけるそうです。

厳しい寒さを耐え、深~い雪の下で出番を待っていたほんのり甘いキャベツで、春の訪れを味わってみませんか?

〔 1107文字 〕

わら、ワラ、藁・・・(笑)!?

No. 212 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
ども、みなさんご無沙汰です、まつぼっくりです!
私の記憶が確かであれば、こうやって私がブログをアップするのは○ヶ月ぶり・・・
きっと心待ちにしていた方も多いのでは!?
そんなこんなで、これからもよろしくお願いします。
 
さてさて、今、横手では雪まつり期間中で2月15日と16日は「かまくら」、2月16日と17日は「ぼんでん」が開催されます。
詳しくは観光協会のHP( http://www.yokotekamakura.com/index.html)をご覧ください。
 
今日は、それらにちなんだ話題をご紹介します。
 
かまくら、ぼんでんの写真をよ~くご覧ください。


↓かまくら
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↓ぼんでん
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かまくらの入り口のところにある長靴のようなものや、ぼんでんに参加している人たちの履物にお気づきでしょうか?
 
これらは、すべて稲の藁(ワラ)で作られています。
 
藁(ワラ)は稲の茎の部分等を乾燥させたもので、日常生活においては、古来より農業の大切な副産物であり、様々なものに利用されています。
 
たとえば、神社にある「しめ縄」や、時代劇などに登場する「わらじ」なんかは藁細工品の代表とも言えるでしょう。
 
でも、なぜ雪まつりに藁(わら)製品なのでしょうか?
 
実は、藁(わら)には、意外な効果があるのです!!
 
それは・・・滑り止め効果です!!
 
藁(わら)の特性なのかも知れませんが、雪道でも凍った路面でも藁の履物を履くと滑りません。


↓シベ(藁で作られた靴の様なもの)
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事実、まつぼっくりもぼんでんに参加する際に、藁(わら)の履物(シベ)を履いて参加していますが、その効果はもしかすると現代の長靴以上かもしれません!(但し、水が浸透してきますが・・・)


↓シベの底
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古来より続く稲作文化と、雪国での生活様式から生まれた藁(わら)細工品の数々・・・、伝統行事に参加しながら、改めて横手の宝は「食と農」なんだなぁと実感したまつぼっくりなのでした。

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〔 864文字 〕

バレンタインにいかがですか?

No. 211 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
世の女子の皆様、もう準備はお済ですか?

もうじきやってくるスペシャルデー!
一年一度のチャンス!

そ・れ・は・・・、うふっ!

バレンタインデー!!!

自分で書いてて背中がちょっと痒くなってきました。

最近ラブなイベントから、とんと遠ざかっているかなちゃんですが、これを贈ると絶対彼のハートをわしづかみ~な商品見っけ!

その名も、「横手レッドアイ」でーすヘ(≧▽≦ヘ) 

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「横手レッドアイ」は横手市の特産のホップを使ったビールと、これまた横手市の特産シシリアンルージュピューレジュースをかけ合わせてできる、地産地消カクテルなのです。

1月にデビューした横手レッドアイは、只今横手市内の4飲食店でいただくことができますが、おうちでも飲めるように、そして、二人の愛がこのカクテルで深まるようにと、このセットを売り出しました。

「トマトとホップが恋をした」
なんて素敵なキャッチコピー!
超胸きゅんです。

このセットの中には、横手レッドアイの作り方も入ってますよ。
作り方は超簡単。

お気に入りのグラスに、ピューレジュース1に対してキリン一番搾り2の分量を注ぎます。
お好みでグラスのふちに、塩やレモン汁をぬってもおいしくなりますよ。

そして、一番大事なことは、もし彼に横手レッドアイを作ってあげるなら、グラスから溢れんばかりの愛を注いでくださいね!

「横手レッドアイ」セットは只今、横手市観光協会かまくら館売店にて絶賛発売中!
価格は1セット 420円(税込)

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そして、素敵なムードに包まれて、お店で「横手レッドアイ」を味わうには、市内4店舗、

・「ポットスチル」(横手)
・「美味しいナポリピッツァのお店 こじこじ 」(十文字)
・「えん屋」(横手)
・「鮨 松英」(大雄)

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のお店へ、Go!ラ~ブ、アタック(*ё_ё*)きゅん・・

〔 801文字 〕

いぶりがっこと燻し食品の祭典 いぶりんピック

No. 210 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
食と農からのまちづくりの取り組みの一つとして進めている、地域ブランドづくりの活動として、いぶりがっこと燻し食品の美味しさを競う、「第5回山内いぶりんピック」を開催しました。

1月28日(金)、天気は雪、時々吹雪。凍てつく寒さの中、その寒さをも吹き飛ばす勢いの熱き戦いが横手市山内鶴ヶ池荘を会場に繰り広げられました。

朝8時、選手の皆さんが続々自慢の一品を持ちエントリーします。
「いぶりんピック」というユニークな名称の大会ではありますが、会場には競技大会独特の緊張感が漂っています。

選手入場で始まる開会式は、選手代表の選手宣誓もあり、さながら本物のオリンピックのようです。

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「宣誓!私たちは、いぶり精神にのっとり・・・、」

いぶり精神!?
とにかく燻すことにただならぬ熱い思いを持っていることが伝わってきます。

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いよいよ厳正なる審査が始まりました。
【いぶりがっこクラシカル部門】、【いぶりフリースタール部門】の2部門の審査が行われましたが、とにかくこんなにいぶりがっこや、燻し食品が集まったのを初めて見たという審査員の方が多く、最初、戸惑いを隠せない様子でした。
テーブルのはじからはじまで「いぶりがっこ」が並ぶ光景は圧巻です。
同じいぶりがっこでも、こんなに色の出方が違うんだなぁと感心しました。
28点全部が違う色、違う味、違う歯ざわり。
それぞれのがっこに個性が光ります。

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審査員を務めてくださった、あの「味覚人飛行物体」、「発酵仮面」でお馴染みの、東京農業大学名誉教授 小泉武夫先生の審査も真剣そのものです。

世界の発酵食品の味を知る小泉先生は、横手のいぶりがっこをどのように感じたのか、気になるところです。

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フリースタイル部門は出品点数27点。

え~!!!こんなもの燻せるのぉーーーっ!!!

我々の常識をはるかに超えた、バラエティに富んだ燻し食品ばかり。


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【味噌】

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【酒かす】

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【ごぼう】

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【米】

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【豆腐】

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【豚肉】

おそらく、いぶりんピックはじまって以来であろう、液体を燻した作品『醤油』もありました。
液体って一体どうやって燻すんでしょうね。超気になります。

さてさて、いよいよお待ちかね、審査結果の発表です。

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審査員のフリーアナウンサー 桜庭みさおさんの美声により結果が発表されます。

はじめに、特別賞の発表から。
今回は、非常に作品のレベルが高く順位をつけるのが難航したとのことで、おしくも入賞はできなかったけれども、優秀だった作品に、会場である鶴ヶ池荘さんから特別賞が贈られることになりました。

【クラシカル部門・・・高橋トシさん】
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【フリースタイル部門・・・高橋篤子さん「ごんぼ」】  
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さぁ、いよいよ各部門、金・銀・銅の発表です。
【いぶりがっこクラシカル部門】
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金賞:東谷久美子さん(横手市山内)
銀賞:中村 勇一さん(横手市山内)
銅賞:小林 カツさん(横手市山内)

【いぶりフリースタイル部門】
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金賞:小野 修生さん(秋田市河辺)「干し柿バターサンド」
銀賞:高橋香代子さん(横手市山内)「ごぼうチップス」
銅賞:高橋キヨ子さん(横手市山内)「とり肉スモーク」

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受賞された皆様、本当におめでとうございました。

いぶりんピックは順位を競うだけの大会ではありません。生産農家の皆さんの交流の場であり、漬物づくりの情報交換・技術の向上に活かすことのできる場です。
また「食」の愉しみを創造する場でもあり、何より地域に元気を創出する素敵な大会です。

これからも、横手市のみならず、市外、県外の方々、そして世界中からこのいぶりんピックに参加していただき、燻し食品のすばらしさを全世界に、この横手から発信していきたいと思います!

燻し食品って、本当に奥深い!

〔 1623文字 〕

第5回 山内いぶりんピック速報!

No. 209 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
今日の山内は、雪と吹雪の連続で、本当によいでない状況でしたが、その雪をも溶かすほど山内は熱く熱く盛り上がりました。

第5回 山内いぶりんピックの結果速報をお伝えします。


■    いぶりがっこクラシカル部門
 金賞:東谷久美子さん(横手市山内)
 銀賞:中村 勇一さん(横手市山内)
 銅賞:小林 カツさん(横手市山内)


■いぶりフリースタイル部門
  金賞:小野修生さん(秋田市河辺)
 銀賞:高橋香代子さん(横手市山内土渕)
 銅賞:高橋キヨ子さん(横手市山内土渕)
 
 
受賞された皆様、本当におめでとうございました!

詳しい様子は、近日中に「食と農からのまちづくり」ホームページでお知らせしますのでぜひご覧くださいね。

〔 337文字 〕

寿司まんまday

No. 208 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
1月25日。
今日はあの白い悪魔から少しだけ開放されて、朝から時折青空が見える清々しい日です。

突然ですがみなさん、「最近の私って、ついてる~!」と思う瞬間ってありませんか?

私は今まで、これといって大きなくじに当たったこともないし、年末年始の福引などをやっても、私の前の人が特賞を当てて、次の私は「残念賞」という場面にしか出くわさず、何しろついていないことが多い私ですが、最近、きてます。

はっきり言って福女状態。

偶然にも、三日連続して私の大好物『寿司まんま』をいただいたのです。

昨日は、いつもよくしていただいている知り合いの方が『かなちゃんさ、食べさせたくて!』と色とりどりの寿司まんまを作ってくださいました。

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おぉーっ!かなちゃん大好物のトラ皮巻きまである!
トラ皮巻きとは、写真真ん中の玉子で巻いたもので、玉子が虎柄に見えるからトラ皮巻きと呼ばれるようになった?食べ物です。(私はずっとそう思ってきましたが違ったかしら・・・)

横手の寿司まんまは、横手特有の味付けでとにかく甘いの!
さらに、トラ皮巻きは甘い寿司まんまを取り巻く玉子までが、まるでドラ焼きの皮の如く、大胆にも甘い!

ダブルスイートロール!!!

これは、もはやご飯スイーツ!
ご飯にもなるし、おやつにもなるという一石二鳥な食べ物なのです。

しかも、見た目にも美しいでしょ。
まるでご飯の万華鏡、アートです。

海苔というアイテムもまた素晴らしい!
何にもおかずがなくっても、海苔さえあれば百人力です。

全国的にのり巻はあるものの、ご飯にサッと酢を入れているだけで、食べるときはお醤油をつけないと食べられないものが多い中、横手ののり巻は、酢と砂糖で大胆に味付けされていて、さらに!中の模様のパーツが漬物だったり、ショウガだったり、ピリッとした辛さも忘れない。
海苔や玉子で巻かれた寿司まんまは、そこに万物の全てが集まった大宇宙と言っても過言ではありません。(久々登場!日本大げさ協会)

見て楽しい、食べておいしい「寿司まんま」は横手の食卓を彩る欠かせない郷土料理です。

そして今日。
私はお昼ご飯を買いに、近くのお弁当屋さんに行きました。
そこは、寿司屋さんで、且つ弁当屋さんという、なんとも魅惑的なお店で、いつもはガッツリ食べたい派かなちゃんですが、今日はなんとなく寿司に目がいっちゃったのです。

昼からお寿司というのも何だか贅沢なような気がして、気が引けているところに、「はい!オマケ!」とくれたのが「寿司まんま」。

えっ!?寿司に寿司まんまですか!!!

「はじっこだけど、うめっよ!」と笑顔で私に寿司まんまをくださった店主さん、本当にありがとうございました。

私は、このような瞬間だけ自分の見目形がこれでよかったんだぁと思うのです。なんか、食べさせたくなっちゃうんでしょうね。食べさせ甲斐があるのでしょうね。ごっつぁんです!

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で、お昼は寿司+寿司まんまで、お腹は満足満足。
だって、ご飯とスイーツを食べることができたんですもの。贅沢の極みです。

最近、横手の寿司まんまは、全国放送のテレビで紹介されてからすんごい人気なんですって!
スーパーや、直売所でも結構見かけるようになりました。
雪よせ作業の合間に、寿司まんま食べて元気百倍!!!

「私、マブってます展」
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作品No.2 「カーリングストーン」

※注
マブとは秋田の方言であり、雪庇(せっぴ)、屋根や崖からせり出した雪を意味する。

〔 1469文字 〕

いぶりがっこの季節

No. 207 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
最近口をついて出てくる話題は“雪”ばかり。
あたり全体が白一色の世界。純白の世界。美しい世界。でも、真っ白に囲まれるとちょっと変な感覚にさえなる時があります。

雪国横手の中でも、とりわけ豪雪地で知られる山内地域では、今、「山内いぶりがっこ 金樽」の出荷に向けての作業が本格的に始まりました。

いぶりがっこの聖地 山内から生まれた『金樽』は、第1回いぶりんピックで最高金賞を受賞した製法をもとに自然素材にこだわって漬け込んだ最高にうめっ!いぶりがっこです。

山内いぶりがっこ生産者が1本1本魂を込めて作った、添加物を一切使用しない昔ながらの手作りの味、それが『金樽』です。

今日は集荷作業初日です。

おぉーっ!重量感たっぷり、程よい燻し具合のいぶりがっこが続々集まってきます。

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あ~っ(。>0<。)
今すぐパックから出して、2,3枚ハヤシて、ポリポリしたーいっ!!!

そんな衝動を抑えながら、かなちゃんは生産者の方々と共に、金樽の厳しい検品作業を行いました。

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あの猛暑の中、たくましく育った大根。
農家さんが冷たい水で、1本1本丁寧に洗って真っ白になった大根。
1本1キロもの重さの大根を、10本も縄で編んで、それを燻し小屋の天井に吊るす作業はどれほど大変なことか・・・。
燻し小屋の火加減が気になって眠れない日々が何日あったことか・・・。

いろんなことを思い浮かべると、『金樽』を手にした時、重さが実際の何倍もずっしりと重く感じられました。

『金樽』は1月28日(金)発売!
市内では、横手市観光協会かまくら館売店にてお求めになれます。

さてさて、1月は横手はいぶりがっこ月間です。
『金樽』発売と同日、「第5回 山内いぶりんピック」が開催されます。

横手市は今、大雪に見舞われていて、外はブルブル凍えるほど寒いのですが、山内は雪がどんだけ降ろうが、とにかく熱い!!!

いぶりがっこと燻製食品の美味しさを真剣に競い合い、食の楽しみを見出すいぶりんピック。
今年も目が離せません。

28日のいぶりんピックの様子と結果は、ブログでお伝えしますのでご期待くださいね。

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【第4回 受賞者の皆さん】


突然ですが、最近あきれるくらい雪が降るので、今回からいつまで続くかわかりませんが、街で見かけた、雪の芸術を紹介するギャラリーを開設します。

題して「私、マブってます展」
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作品No.1 「雪ん茸」

※注
マブとは秋田の方言であり、雪庇(せっぴ)、屋根や崖からせり出した雪を意味する。
語源は只今調査中!

〔 1083文字 〕

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