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シーズン到来十文字さくらんぼ!!

No. 328 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
「第40回十文字さくらんぼまつり」が、今月20日から始まりました。今年は開花期の低温が影響し例年より量は少なめとのことです。
 
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 さて、この十文字町にさくらんぼが導入されたのが、なんと明治初期。他産地のさくらんぼと比べて、十文字産は甘みがあって、味が良いと評判なのです。
 その特徴として、抜群の糖度の高さです。平均糖度が佐藤錦で驚きの20度以上。当時の記事を振り返ると生産者によっては30度超えといった驚異的な甘さを出すところも、、、、。
 最高級のさくらんぼなのです。

  さて、気になる生産地へ出発!!

 国道13号線から道の駅十文字のある交差点を平鹿町方面に曲がれば、見渡す限りさくらんぼ果樹園が広がります。沿道には20軒ほどの直売所が立ち並びます。
 どこで購入すればいいのか本当に悩んでしまうのです。

 ある直売所に陳列された「宝石のようなさくらんぼ」に車を止めてしまいました。

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 すごく綺麗です。大きくて甘みも抜群!!!

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大きさを確認して、一粒一粒丁寧にパック詰めします。
熟練された作業が、さくらんぼを一層引き立てます。
 ~自慢のさくらんぼ よろしくお願いします~


さて、道路を右に曲がって十五野集落へ!

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こちらの果樹園にも早速取材をお願いしたところ、、、

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「まず、食べれ!!」と大粒のさくらんぼをいただきました。

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 程よく酸味があり、あま~い~さくらんぼ~
 糖度は、23度以上あります。この味を求めて、遠くは大阪からお客様が来るとのこと。

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周辺のどの農場でも「さくらんぼ狩り」が楽しめます。

7月1日(日)は、恒例の「さくらんぼ種とばし大会」があります。
十文字さくらんぼまつりは、イベント盛り沢山。
是非、皆さん遊びに来てください。

十文字町桜桃生産協会(さくらんぼ農家61戸)では、7月10日頃まで、全国に向けて発送作業を続けるとのことです。

詳しい内容は、横手市HPサイトへ
http://www.city.yokote.lg.jp/jusangyo/pa...

〔 910文字 〕

心と心が通うお店

No. 327 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
梅雨のこの季節、夜は蛙の声を聞きながら、朝は雨音を聞きながら、いつまでも寝ていたいかなちゃんです。

今朝しがた、子どもの頃、毎日のように50円をにぎりしめ通っていた近所の駄菓子屋 通称“あねこや”に豆腐を買いに行く夢を見ました。“あねこや”は子どもたちにとってはオバケけむりやカレーあられ、アイドルのプロマイドが売っているトレンドの場であり、大人にとっては日用品があらかたそろう総合デパートのような場所。

夢とはいえ三十数年ぶりに訪れた店なのに、店の中の様子が鮮明に当時のまま映し出されていました。豆腐は水をはった青いポリバケツの中に三丁入っていました。

店に入る時、私は大きな声で「は~え!」と言いました。店の奥から馴染みのあるおばあちゃんが出てきて「かなちゃん、お遣いだが?」と声をかけてくれました。おばあちゃんはバケツの中にどぶっと手を入れ、中でも一番大きそうな豆腐をボウルに入れてくれました。

「は~え!」と言ったのは何年振りだろう・・・。
この「は~え!」。
今でこそ使わなくなったけど、お店に入る時はもちろんのこと、お隣の家に回覧板を持って行く時、道で誰かとすれ違う時、「は~え!」は使われました。
「ごめんください」、「どうも」、いろんな意味が込められている、子どもから大人まで、誰もが使う便利なコミュニケーション用語です。

「は~え!」
おそらく、口数少ない秋田県人のことだから、何かをギュッと縮めた言葉なのでしょう。
「は~、今日は天気あんべええんすな。」の略かしら・・・?と私は推測しています。
久々の「は~え!」。
とっても心地良いい~。

今、「は~え!」、もしくは「ごめんください」と気軽に言いながら入っていける場所ってあるのでしょうか。近所にあった駄菓子屋、八百屋、肉屋などの店っこやはほとんど姿を消し、コンビニや大型スーパーに代わってしまいました。
私が夢で見た駄菓子屋も、今は当時の面影も何もなく、車庫になってしまっています。
コンビニに、「は~え!」と言って入っていったら・・・、間違いなく不審者だろうなぁ。

今月の初め、仙台おおまち商店街八百長商店内に横手市直売所~うめっす菜がオープンして一年を迎えました。それを記念して、そして、うめっす菜をご利用いただいているお客様に感謝の気持ちを込めてフェアが行われました。

横手市コーナーがある八百長商店は、一日に何万人もの人々が行き交う、仙台一人通りの多い通りの角にあります。
朝の8時から夜の7時まで、お客様が入れ替わり立ち替わりいらっしゃいます。
出勤前のサラリーマンが、仕事帰りのOLさんがふらりと立ち寄れるお店。
「おはようございます!いってらっしゃーい」「お疲れ様、また明日ね」。

一ヶ月に1回のフェアに行く私たちにも、お客様は、「フェアを待ってたよ」「今度来るときは○○持ってきて~」など、気さくに声かけしてくださいます。

お客様と店員の会話が自然に交わされる和やかな空間。

「は~え!」ってお客様が入ってこれるような、それを笑顔でお迎えできるような、“うめっす菜”は、そんな心と心がつながる空間になるよう、お客様との対話を大切にしていきます。今年一年もどうぞよろしくお願いいたします。


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〔 1361文字 〕

6月23~24日開催 こだわりの発酵祭り

No. 326 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
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こんにちは、ながぴろで~す。
日中は暑いですが朝晩の冷え込みが体調を崩しやすいので注意が必要な今日この頃ですが皆さんはいかがお過ごしですか?

今日は今月23日~24日、東京都内で開催されるフェアのお知らせです。
タイトルを見て、横手や仙台で開催されると思われた方、ごめんなさい。
今回は東京で行われるイベントなのです。
どうか、関東在住の友人・知人に教えてあげてください。
「横手の味が東京の八王子市で買えるよっ」て。
23日(土)は横手市公認横手やきそば屋台、栄屋号が来ちゃいます。
横手やきそばの実演販売で心とお腹を満たしてください。
そして、こだわりの発酵食品に癒されてください。
横手の味噌には特徴があるのをご存知ですか?
秋田県有数の米どころである横手は、昔から「糀(こうじ)屋さん」が数多くあったそうです。
そんな土地柄の影響からか、横手の味噌は糀がたくさん使われていて贅沢な作りになっています。
糀が醸し出すうま味、甘みが強いのが特徴です。

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栄屋号です。
鮮やかな黄色のボディが目印です。

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こだわりの発酵祭り
■日  時:平成24年6月23日(土)10時~17時 6月24日(日)10時~16時

■場  所:スーパーサカガミ グランルパ南大沢店(三井アウトレットパーク多摩南大沢店)
〒192-0364 東京都八王子市南大沢1-380-B-301 京王相模原線南大沢駅すぐ
http://www.sakagami-cl.co.jp/store/minam...  

■販売品目 味噌、味噌たまり、横手ならではのお漬物各種
■企  画 1000円以上お買い上げの方先着30名様に果実酢のプレゼント♪

 
当日、マーケからは「ヒデくん」と「ながぴろ」が参戦!?します。
生(なま)ヒデくん&生(なま)ながぴろをひと目見てみたい方、八王子で会いましょう。
それでは東京でお待ちしております(^^)/

〔 855文字 〕

五味川もやし通信No.2

No. 325 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
かの楊貴妃が愛していたという“もやし”。
かつて、“もやし”はフカヒレと肩を並べる高級食材だった!?と、とある番組で紹介されていました。
“もやし”をあなどることなかれ・・・。

こんにちは!もやしを食べれば絶世の美女 楊貴妃になれるのでは!?と信じているかなちゃんです。

さてさて、前回ブログで満を持してデビューを飾った「五味川もやし」。
いよいよ今回、その全貌が明らかになります。

今朝一番に、五味川もやしを作っている佐々木さんから、もやしを収穫するとの知らせを受け、期待で胸の鼓動が一気に高鳴りました。

佐々木さん宅に到着し畑を見てみると、先週豆を播いたところがこんもりと盛り上がっていました。

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もやしの成長にしたがって土を上からかぶせていきます。もやしがあんまり成長するもんだから、一日に2度も土をかぶせなければいけない時もあるとか・・・。

いよいよ長持(ちょうじ)さんの手によって、土が取り払われます。
おっ!見えた見えた!もやしの頭が!

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土の中は、“もやしの森”。
土の色とは対照的な真っ白なもやしの群生。
はぁ~、やっと会えたね。

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長持さんにお願いし、私も収穫させていただきました。
力を入れると途中でブチっといっちゃいそうで、いつになく慎重になる私。

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もやしの様な白く細い!?手で、ぎゅっとつかんで、土を払うような感覚でゴソゴソっと抜く。

ほぉ~、快感!

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水できれいに泥を洗い落とすと、さっきまでの田舎娘がすっかり垢抜けた都会の美人さんに変身!

贅沢にも、収穫しだて洗いだての“五味川もやし”を一本いただいちゃいました。

シャキシャキっとした歯ごたえ、そしてみずみずしさ、
絶品食感~!でも、なんだか懐かしい~!

おすそ分けしてしていただいたもやしを、家でさっそく味噌汁にして飲んでみました。

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佐々木さんの奥様ご推奨の、油揚とワカメのコラボです。

もやしだぁ~~~!!!うめっ!

豆の味、もやしの味が市販のものに比べて濃く、熱を通してもシャキシャキ食感はそのままです。
うちの母さんは、昔食べたもやしの味だと懐かしがっていました。

興奮さめやらぬかなちゃんですが、五味川もやしはまだまだ奥が深いんですよ。

「五味川もやし通信」は今後も随時アップしていきます。
お楽しみに~!

〔 992文字 〕

ついに登場!五味川もやし??

No. 324 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
お待たせしました!!

幻のもやし 「五味川もやし」がついに登場!!
昭和40年頃には、行商で販売していたこのもやし。
知られざる特長は、茎が細くて30センチ以上にも伸びるマンモスもやし。
今では、この地で3軒ほどの農家で、この伝統野菜を継承しているんです。

生産地は、その名のとおり横手市平鹿町浅舞字五味川地区。

佐々木長持さん宅から、「もうすぐ種まきはじまるよ!」っていう待望の連絡が入りました。早速、現地に急行・・・・

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これが、もやしの種になります。これを一晩水に浸ければ

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じゃじゃーん!! 3倍くらいまで膨らむんです。

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これを豪快に畑に蒔きます?? ほんとにいいの?? 
一粒づつ均等に種を蒔くのをイメージしてたので、驚きました。


もやしは、みんなこんなもんだ!!
くわえ煙草の佐々木さん  粋です、、、

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板を押しあてて、均等に並べます。

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土をかぶせて、完了!!あっという間の作業でした。
なんと収穫まで約1週間たらず。すごい成長のマンモスもやし。
1日に2回ほど土をかぶせる作業が大変とのこと。

さあ、来週は、いよいよこの五味川もやしの収穫です。
あー待ちきれない、、どんな姿なのだろう、、、
 気になって眠れない日が続く1週間になるだろう・・・佐々木でした。

〔 570文字 〕

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