No.327
梅雨のこの季節、夜は蛙の声を聞きながら、朝は雨音を聞きながら、いつまでも寝ていたいかなちゃんです。
今朝しがた、子どもの頃、毎日のように50円をにぎりしめ通っていた近所の駄菓子屋 通称“あねこや”に豆腐を買いに行く夢を見ました。“あねこや”は子どもたちにとってはオバケけむりやカレーあられ、アイドルのプロマイドが売っているトレンドの場であり、大人にとっては日用品があらかたそろう総合デパートのような場所。
夢とはいえ三十数年ぶりに訪れた店なのに、店の中の様子が鮮明に当時のまま映し出されていました。豆腐は水をはった青いポリバケツの中に三丁入っていました。
店に入る時、私は大きな声で「は~え!」と言いました。店の奥から馴染みのあるおばあちゃんが出てきて「かなちゃん、お遣いだが?」と声をかけてくれました。おばあちゃんはバケツの中にどぶっと手を入れ、中でも一番大きそうな豆腐をボウルに入れてくれました。
「は~え!」と言ったのは何年振りだろう・・・。
この「は~え!」。
今でこそ使わなくなったけど、お店に入る時はもちろんのこと、お隣の家に回覧板を持って行く時、道で誰かとすれ違う時、「は~え!」は使われました。
「ごめんください」、「どうも」、いろんな意味が込められている、子どもから大人まで、誰もが使う便利なコミュニケーション用語です。
「は~え!」
おそらく、口数少ない秋田県人のことだから、何かをギュッと縮めた言葉なのでしょう。
「は~、今日は天気あんべええんすな。」の略かしら・・・?と私は推測しています。
久々の「は~え!」。
とっても心地良いい~。
今、「は~え!」、もしくは「ごめんください」と気軽に言いながら入っていける場所ってあるのでしょうか。近所にあった駄菓子屋、八百屋、肉屋などの店っこやはほとんど姿を消し、コンビニや大型スーパーに代わってしまいました。
私が夢で見た駄菓子屋も、今は当時の面影も何もなく、車庫になってしまっています。
コンビニに、「は~え!」と言って入っていったら・・・、間違いなく不審者だろうなぁ。
今月の初め、仙台おおまち商店街八百長商店内に横手市直売所~うめっす菜がオープンして一年を迎えました。それを記念して、そして、うめっす菜をご利用いただいているお客様に感謝の気持ちを込めてフェアが行われました。
横手市コーナーがある八百長商店は、一日に何万人もの人々が行き交う、仙台一人通りの多い通りの角にあります。
朝の8時から夜の7時まで、お客様が入れ替わり立ち替わりいらっしゃいます。
出勤前のサラリーマンが、仕事帰りのOLさんがふらりと立ち寄れるお店。
「おはようございます!いってらっしゃーい」「お疲れ様、また明日ね」。
一ヶ月に1回のフェアに行く私たちにも、お客様は、「フェアを待ってたよ」「今度来るときは○○持ってきて~」など、気さくに声かけしてくださいます。
お客様と店員の会話が自然に交わされる和やかな空間。
「は~え!」ってお客様が入ってこれるような、それを笑顔でお迎えできるような、“うめっす菜”は、そんな心と心がつながる空間になるよう、お客様との対話を大切にしていきます。今年一年もどうぞよろしくお願いいたします。
今朝しがた、子どもの頃、毎日のように50円をにぎりしめ通っていた近所の駄菓子屋 通称“あねこや”に豆腐を買いに行く夢を見ました。“あねこや”は子どもたちにとってはオバケけむりやカレーあられ、アイドルのプロマイドが売っているトレンドの場であり、大人にとっては日用品があらかたそろう総合デパートのような場所。
夢とはいえ三十数年ぶりに訪れた店なのに、店の中の様子が鮮明に当時のまま映し出されていました。豆腐は水をはった青いポリバケツの中に三丁入っていました。
店に入る時、私は大きな声で「は~え!」と言いました。店の奥から馴染みのあるおばあちゃんが出てきて「かなちゃん、お遣いだが?」と声をかけてくれました。おばあちゃんはバケツの中にどぶっと手を入れ、中でも一番大きそうな豆腐をボウルに入れてくれました。
「は~え!」と言ったのは何年振りだろう・・・。
この「は~え!」。
今でこそ使わなくなったけど、お店に入る時はもちろんのこと、お隣の家に回覧板を持って行く時、道で誰かとすれ違う時、「は~え!」は使われました。
「ごめんください」、「どうも」、いろんな意味が込められている、子どもから大人まで、誰もが使う便利なコミュニケーション用語です。
「は~え!」
おそらく、口数少ない秋田県人のことだから、何かをギュッと縮めた言葉なのでしょう。
「は~、今日は天気あんべええんすな。」の略かしら・・・?と私は推測しています。
久々の「は~え!」。
とっても心地良いい~。
今、「は~え!」、もしくは「ごめんください」と気軽に言いながら入っていける場所ってあるのでしょうか。近所にあった駄菓子屋、八百屋、肉屋などの店っこやはほとんど姿を消し、コンビニや大型スーパーに代わってしまいました。
私が夢で見た駄菓子屋も、今は当時の面影も何もなく、車庫になってしまっています。
コンビニに、「は~え!」と言って入っていったら・・・、間違いなく不審者だろうなぁ。
今月の初め、仙台おおまち商店街八百長商店内に横手市直売所~うめっす菜がオープンして一年を迎えました。それを記念して、そして、うめっす菜をご利用いただいているお客様に感謝の気持ちを込めてフェアが行われました。
横手市コーナーがある八百長商店は、一日に何万人もの人々が行き交う、仙台一人通りの多い通りの角にあります。
朝の8時から夜の7時まで、お客様が入れ替わり立ち替わりいらっしゃいます。
出勤前のサラリーマンが、仕事帰りのOLさんがふらりと立ち寄れるお店。
「おはようございます!いってらっしゃーい」「お疲れ様、また明日ね」。
一ヶ月に1回のフェアに行く私たちにも、お客様は、「フェアを待ってたよ」「今度来るときは○○持ってきて~」など、気さくに声かけしてくださいます。
お客様と店員の会話が自然に交わされる和やかな空間。
「は~え!」ってお客様が入ってこれるような、それを笑顔でお迎えできるような、“うめっす菜”は、そんな心と心がつながる空間になるよう、お客様との対話を大切にしていきます。今年一年もどうぞよろしくお願いいたします。
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