No.722
醍醐小学校で、5年生を対象に、自分たちが住んでいる地域にりんご栽培が始まった歴史を知り、親子でりんごの皮をむいて食べる体験を通してりんごを理解することを目的に「平鹿りんごの親子授業」が行われました。
はじめに、平鹿地域づくり協議会の高橋さんから、りんご栽培のはじまりについて。
平鹿でのりんご栽培は、明治9年に秋田県が「りんごの苗木」を希望者に配布したことにはじまるそうです。そして、りんご栽培の基礎を築いた方が、伊藤謙吉さんと藤原利三郎さんで、品種改良や害虫駆除、森林を切り開いての園地拡大など、大変な難儀をしたのだそうで、この二人なくしては、今の平鹿りんごを語るべからず!といった感じです。この二人の努力と功績が、今日までのりんご栽培に繋がっているんだ、ということを覚えておきましょう!
次に、品種の違いを確かめるための食べ比べです。
見た目、硬さ、繊維の細かさ、水分量などを比べつつ、鼻をつまんで匂いが無い中でのはどう味を感じるのかなど、いろいろな確認を行いました。
最後に、りんごの皮むきに挑戦。
親指を添えて包丁を持つように、という指導を踏まえて、実際にむいてみます。
真剣に!集中して!
じゃがいもみたいになったりんごもありますが(失礼!)、はじめから上手な人はいませんね。ハラハラドキドキしつつも、父兄の方々が根気よく、丁寧に教えていたのが印象的でした。
余談ですが、先日の新聞に、秋田県産と他産地(北海道~甲信越)の「ふじ」の品質を比較評価している記事がありました。端的に言えば、南の産地ほど糖度が高く、北の産地ほど酸味が高い傾向が見られ、「本県産のふじ」は甘酸のバランスに優れつつ、蜜入り指数も高いとのこと。今後も品質に自信を持って生産に励んでいただきたいという言葉で締めくくられていました。
実際の栽培には様々な要因が絡むにしろ、県産りんごの品質の高さが“データでも裏付けされている”ということに驚き、もっと、横手のりんごが広まる可能性を感じた次第です!
はじめに、平鹿地域づくり協議会の高橋さんから、りんご栽培のはじまりについて。
平鹿でのりんご栽培は、明治9年に秋田県が「りんごの苗木」を希望者に配布したことにはじまるそうです。そして、りんご栽培の基礎を築いた方が、伊藤謙吉さんと藤原利三郎さんで、品種改良や害虫駆除、森林を切り開いての園地拡大など、大変な難儀をしたのだそうで、この二人なくしては、今の平鹿りんごを語るべからず!といった感じです。この二人の努力と功績が、今日までのりんご栽培に繋がっているんだ、ということを覚えておきましょう!
次に、品種の違いを確かめるための食べ比べです。
見た目、硬さ、繊維の細かさ、水分量などを比べつつ、鼻をつまんで匂いが無い中でのはどう味を感じるのかなど、いろいろな確認を行いました。
最後に、りんごの皮むきに挑戦。
親指を添えて包丁を持つように、という指導を踏まえて、実際にむいてみます。
真剣に!集中して!
じゃがいもみたいになったりんごもありますが(失礼!)、はじめから上手な人はいませんね。ハラハラドキドキしつつも、父兄の方々が根気よく、丁寧に教えていたのが印象的でした。
余談ですが、先日の新聞に、秋田県産と他産地(北海道~甲信越)の「ふじ」の品質を比較評価している記事がありました。端的に言えば、南の産地ほど糖度が高く、北の産地ほど酸味が高い傾向が見られ、「本県産のふじ」は甘酸のバランスに優れつつ、蜜入り指数も高いとのこと。今後も品質に自信を持って生産に励んでいただきたいという言葉で締めくくられていました。
実際の栽培には様々な要因が絡むにしろ、県産りんごの品質の高さが“データでも裏付けされている”ということに驚き、もっと、横手のりんごが広まる可能性を感じた次第です!
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