No.30

梅の里

No. 30 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
今日は典型的な梅雨空。パソコンを打つ手もじめっとしてます。

梅雨「つゆ、ばいう」。
なんで、「梅の雨」って言うのでしょうか。語源は諸説あるようですが、一説に「この時期、梅の実が熟す頃だから」というのがありました。

梅・・・、横手には「梅の里」と呼ばれているところがあります。横手市大屋地区にその里はあり、そこでとれる梅は地名をとって「大屋梅」と呼ばれています。大屋梅の歴史は古く、今でも、樹齢100年~500年の古木が100本以上残っているそうです。

梅の古木・・・、梅の里・・・。
いつも話が個人的なことに脱線して本当に申し訳ありませんが、どうしても言いたい!
私が青春時代猛烈に熱中して読んでいた漫画「ガラスの仮面」。1976年からはじまり、いまだ完結していませんが、その超盛り上がる場面に「梅の里・梅の木の精霊」が登場します!以来「梅の里」ってどんなところなのか一人空想していました。(どうでもいい話につき合わせて本当にスミマセン・・・。)

そしたら梅の里」と呼ばれているところが横手にあると知り、なんだか嬉しくなってしまいました。

梅の実が熟すというこの時期、さっそく「梅の里」に行ってみることに。

 202302141405262-admin.jpg

立派な古木ですねぇ。梅の精霊が宿っていそうです。

この木の下に立ってみました。ふんわりと梅の爽やかな香りがしました。

 202302141405261-admin.jpg

梅の里を後世に残していくため立ち上げた「大屋梅保存会」があります。保存会は大屋の梅を、そして古くから受け継がれてきた梅の味を守り育てています。

保存会自慢の逸品を紹介します!
・バァちゃんの味 大屋梅干し(添加物を使っていない優しい味。ごはん、おにぎりに最適)
バァちゃんの味 大屋カリカリ漬け(歯ざわりがよく、お茶請けに最適)
梅びしお((パンにはさんだり、マヨネーズとまぜたり使い道はいろいろ)

これらの商品は、こちらでお求めになれますよ!
■Web 「発酵のまち FTタウン よこて」 ft-town.jp
■道の駅十文字 横手発酵食ブース


帰り道、国道13号線を走っていたら、里から近い高速道路の下のため池に水連の花が咲いていました。

カメラのフレームを覗き込むと、極楽浄土の世界が広がっていました。

20230214140526-admin.jpg

しばしうっとり・・・。
今日は梅の里といい水連といい、癒されたなぁ~。

梅は「三毒を断ち、その日の難を逃れる」と昔から言われています。
なんかお守りみたいな食べ物ですね。

梅雨の季節は体調も崩れがち。
梅を食べて梅雨を乗り切りましょ!

梅を食べて「うめっ!」・・・、言っちゃった・・・、スミマセン。

〔 1099文字 〕

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