No.219, No.218, No.217, No.216, No.215, No.214, No.213[7件]
季節は冬へ逆戻り。明日明日4月とは到底思われないような冬空です。
こんにちは。
シャトーかなちゃんです。
今回から「大森ワイン」について語るときは、この名前でいこうかと思っていますので、以後お見知りおきを。
さて、大森ワインの醸造元であるメルシャン(株)のHP「ワイナリレポート」で、大森ワインについて触れていましたので皆さんにもご紹介します。
ご覧いただければお分かりになると思いますが、そのレポートの内容は恐ろしく素晴らしいもので、大森ワイン激ファンのシャトーかなちゃんにとっては、身震いするほど感激するものでした。
ドイツワインを代表する「リースリング」。
そのドイツワインの最頂点を極めるワインの造り手がエゴン・ミュラー氏。
そのエゴン・ミュラー氏が、「シャトー・メルシャン 大森リースリング」と「大森のあわ」をテイスティングし、高評価してくださったのです。
「エゴン・ミュラー氏 来日!」
http://blog.chateaumercian.com/fun/winer...
ところで、昨年10月に発売された「シャトー・メルシャン 大森リースリング」(1000本限定)と「大森のあわ」を皆さんはもうお飲みになりましたか?
シャトーかなちゃんは当然どちらも飲みましたが、そのコメントは・・・、
「大森ワインロードを吹きぬける爽やかな風を思わせる味でうめっ!」
(コメント:シャトーかなちゃん)
横手市内でもかなり品薄になってきていますが、まだ入手可能です。
まさに「神の雫」を造りだすエゴン・ミュラー氏が、「ドイツのリースリングを思わせるような特徴が表現されている。」と称した大森ワインをぜひご賞味くださいませ。
こんにちは。
シャトーかなちゃんです。
今回から「大森ワイン」について語るときは、この名前でいこうかと思っていますので、以後お見知りおきを。
さて、大森ワインの醸造元であるメルシャン(株)のHP「ワイナリレポート」で、大森ワインについて触れていましたので皆さんにもご紹介します。
ご覧いただければお分かりになると思いますが、そのレポートの内容は恐ろしく素晴らしいもので、大森ワイン激ファンのシャトーかなちゃんにとっては、身震いするほど感激するものでした。
ドイツワインを代表する「リースリング」。
そのドイツワインの最頂点を極めるワインの造り手がエゴン・ミュラー氏。
そのエゴン・ミュラー氏が、「シャトー・メルシャン 大森リースリング」と「大森のあわ」をテイスティングし、高評価してくださったのです。
「エゴン・ミュラー氏 来日!」
http://blog.chateaumercian.com/fun/winer...
ところで、昨年10月に発売された「シャトー・メルシャン 大森リースリング」(1000本限定)と「大森のあわ」を皆さんはもうお飲みになりましたか?
シャトーかなちゃんは当然どちらも飲みましたが、そのコメントは・・・、
「大森ワインロードを吹きぬける爽やかな風を思わせる味でうめっ!」
(コメント:シャトーかなちゃん)
横手市内でもかなり品薄になってきていますが、まだ入手可能です。
まさに「神の雫」を造りだすエゴン・ミュラー氏が、「ドイツのリースリングを思わせるような特徴が表現されている。」と称した大森ワインをぜひご賞味くださいませ。
みなさんはご存知でしたか?
ビールの原料であるホップの生産量において、横手市が平成19年から22年まで4年連続生産量日本一に輝いたことを!
横手市では昨年、ホップの生産振興・価値向上・消費拡大という3つの柱を軸とした「横手・ホップ・プロジェクト」を始動しました。
横手産ホップを100%使用しているキリンビール社さんに、4年連続日本一に輝いたことを祝し、今後も横手のホップ農家を応援してくださるとのことで、このたびポスターを製作していただきました。
じゃじゃーん!これです。
現在、横手市の大雄と黒川で64戸のホップ農家が栽培しています。
画像が小さくてお分かりづらいと思いますが、生産農家さんの笑顔がとても素敵です。
この笑顔が詰まったビールはどれだけおいしいことでしょう。思わず喉がゴクッと鳴ってしまいます。
横手産ホップ使用のビールを製造しているキリンビール仙台工場は、この度の地震により貯蔵タンクが倒壊するなど甚大な被害を受け厳しい状況に直面しています。
これまで横手を応援くださったキリンビール社さんに、今度は横手からエールを贈りたいと思います。
日本一に輝く横手のホップは市民の自慢です。
キリンビールで地産地消!
地産地消でみんな元気になろう!
元気を届けよう!
ビールの原料であるホップの生産量において、横手市が平成19年から22年まで4年連続生産量日本一に輝いたことを!
横手市では昨年、ホップの生産振興・価値向上・消費拡大という3つの柱を軸とした「横手・ホップ・プロジェクト」を始動しました。
横手産ホップを100%使用しているキリンビール社さんに、4年連続日本一に輝いたことを祝し、今後も横手のホップ農家を応援してくださるとのことで、このたびポスターを製作していただきました。
じゃじゃーん!これです。
現在、横手市の大雄と黒川で64戸のホップ農家が栽培しています。
画像が小さくてお分かりづらいと思いますが、生産農家さんの笑顔がとても素敵です。
この笑顔が詰まったビールはどれだけおいしいことでしょう。思わず喉がゴクッと鳴ってしまいます。
横手産ホップ使用のビールを製造しているキリンビール仙台工場は、この度の地震により貯蔵タンクが倒壊するなど甚大な被害を受け厳しい状況に直面しています。
これまで横手を応援くださったキリンビール社さんに、今度は横手からエールを贈りたいと思います。
日本一に輝く横手のホップは市民の自慢です。
キリンビールで地産地消!
地産地消でみんな元気になろう!
元気を届けよう!
未曾有の大災害。
今、私にできることはなんなのか。
国内観測至上最大級の規模を記録した東北地方太平洋沖地震。
たった一日の停電に右往左往。
その不便さ、不安感は今まで経験したことがないくらい大きなものでした。
電気が復旧し、テレビから流れてくる被災地の映像は、余りにも悲惨で、ただ、ただ言葉を失うばかり。
今、自分が生きていること、電気、ガス、水道が使えることは、あたりまえのことだと思っていたのに、失ってはじめてそれがあたりまえのことでないと気づかされました。
今、自分が置かれている状況は被災地の方に比べたら余りに幸せです。
多少の不便には耐えよう、小さいながらも、今自分にできることは何かと問いかけながら日々生活しています。
今年は1月に、これまた観測至上最高の積雪量を記録し、県内一の果樹王国を誇る横手の果樹園への被害は深刻なものになりました。
今、果樹農家さんが一番欲しているのは『人手』だということがアンケート調査の結果判明しました。地震の被災地への救援ももちろん必要です。でも、今、身近に横手の『食と農』を支える農家さんがSOSを発している。その状況に私たちも何か手助けをしたいと、横手市と農協では、「果樹雪害対策支援ボランティア」への協力を呼びかけ、15日~17日の3日間、ボランティアによる手助けを実施しました。
私が向かった先は、平鹿町醍醐の野中地域と馬鞍地域の2箇所です。
雪の多さに呆然。
そして、リンゴの木を目の当たりにし、その被害の大きさに絶句。
リンゴの木から悲鳴が聞こえてくるようです。
「今、重い雪を退かせてあげるからね。」という思いで向かったものの、果樹農家さんからは、「ほとんどの樹はもうだめだ。雪が消えたら半分は切ろうと思ってる。折れていない樹を探して作業してください。」と言われ、折れていない樹を探すが・・・、ない。
私の心も折れそうになりました。
なんとか助かりそうな樹を探し、雪を掘って枝を出す。
スコップで枝を傷つけないよう、手で丁寧に雪を取り除きます。
枝が出てくると、私の重い心も少しだけ軽くなります。
私が必死で雪を取り除いたりんごの樹は、雪が解けたら切ってしまう樹だと農家さんが言いました。
「何にもお役に立てなくてすみません。」
私は自分の無力さに、自分が腹立たしくなりました。
そんな私に農家のお母さんは、「あなたが、慣れない作業の中、一生懸命やってくれたのは伝わったから。ありがとうなぁ。」
そう言って、私の肩をポンとたたき雪の中を力強く歩いていきました。
その後姿は、少しもこの厳しい状況に打ちひしがれている様子はなく、むしろ力強く立ち向かっているようなパワーを感じました。
そして、重く降り積もった雪の下でも新しいいのちが芽吹いていました。
降り積もった雪の中を歩くのは、時に足を取られたり、ぬかったりと、前に進むのに時間も、体力もかかります。
私は、樹園地からの帰り道、何度も雪に足を取られ、つまずきながらも次の一歩を力強く踏み出そうと心に誓いました。
今、私にできることはなんなのか。
国内観測至上最大級の規模を記録した東北地方太平洋沖地震。
たった一日の停電に右往左往。
その不便さ、不安感は今まで経験したことがないくらい大きなものでした。
電気が復旧し、テレビから流れてくる被災地の映像は、余りにも悲惨で、ただ、ただ言葉を失うばかり。
今、自分が生きていること、電気、ガス、水道が使えることは、あたりまえのことだと思っていたのに、失ってはじめてそれがあたりまえのことでないと気づかされました。
今、自分が置かれている状況は被災地の方に比べたら余りに幸せです。
多少の不便には耐えよう、小さいながらも、今自分にできることは何かと問いかけながら日々生活しています。
今年は1月に、これまた観測至上最高の積雪量を記録し、県内一の果樹王国を誇る横手の果樹園への被害は深刻なものになりました。
今、果樹農家さんが一番欲しているのは『人手』だということがアンケート調査の結果判明しました。地震の被災地への救援ももちろん必要です。でも、今、身近に横手の『食と農』を支える農家さんがSOSを発している。その状況に私たちも何か手助けをしたいと、横手市と農協では、「果樹雪害対策支援ボランティア」への協力を呼びかけ、15日~17日の3日間、ボランティアによる手助けを実施しました。
私が向かった先は、平鹿町醍醐の野中地域と馬鞍地域の2箇所です。
雪の多さに呆然。
そして、リンゴの木を目の当たりにし、その被害の大きさに絶句。
リンゴの木から悲鳴が聞こえてくるようです。
「今、重い雪を退かせてあげるからね。」という思いで向かったものの、果樹農家さんからは、「ほとんどの樹はもうだめだ。雪が消えたら半分は切ろうと思ってる。折れていない樹を探して作業してください。」と言われ、折れていない樹を探すが・・・、ない。
私の心も折れそうになりました。
なんとか助かりそうな樹を探し、雪を掘って枝を出す。
スコップで枝を傷つけないよう、手で丁寧に雪を取り除きます。
枝が出てくると、私の重い心も少しだけ軽くなります。
私が必死で雪を取り除いたりんごの樹は、雪が解けたら切ってしまう樹だと農家さんが言いました。
「何にもお役に立てなくてすみません。」
私は自分の無力さに、自分が腹立たしくなりました。
そんな私に農家のお母さんは、「あなたが、慣れない作業の中、一生懸命やってくれたのは伝わったから。ありがとうなぁ。」
そう言って、私の肩をポンとたたき雪の中を力強く歩いていきました。
その後姿は、少しもこの厳しい状況に打ちひしがれている様子はなく、むしろ力強く立ち向かっているようなパワーを感じました。
そして、重く降り積もった雪の下でも新しいいのちが芽吹いていました。
降り積もった雪の中を歩くのは、時に足を取られたり、ぬかったりと、前に進むのに時間も、体力もかかります。
私は、樹園地からの帰り道、何度も雪に足を取られ、つまずきながらも次の一歩を力強く踏み出そうと心に誓いました。
今日は冬に逆戻り。
朝から断続的に雪が降っています。
「いづまで降るなだべぇ~。」
行きかう人々が皆、同じようなことを呟いています。
あたりが春らしくなってくると、春らしい装い、春らしい食べ物にシフトしていくんでしょうけど、とにかく今年はいつまでたっても冬気分。
分厚いコートも、あったか~い食べ物もどちらも未だに手放せません。
そんな中、かなちゃんの身も心もホッと癒してくれる、最近の一押し商品をご紹介します。
その名も『後三糖(ごさんとう)』
ややっ!
まず目に飛び込んでくるこの武将は一体誰やーーーっ!?
このお方の名は「八幡太郎義家(源 義家)公」にあらせられます。
後三糖は、横手市金沢地区を舞台に繰広げられた歴史的な合戦『後三年の役』を偲ぶお菓子です。
中を開けるまで、このお菓子がいかなるものなのか想像がつきません。
でも、『後三糖』といっているくらいなので、甘いものということには間違いありません。
では包みを開けてみましょう。
『食べ方』を最後まで読んでみると、これが「おしるこ」なのだということが判明しました。
でも!中から伏兵(ふくべ)が現れるおしるこですと???
ますます興味がわいてきます。
食べ方が書かれてある紙を開くと、今度は中から4つに分かれた包みが出てきます。
なかなか正体を現さないのが、武将っぽい!(意味不明)
察するに、このひとつが一杯分のおしるこになるんですね。
丁寧に包まれた上質な紙を開けてみると・・・、
なんということでしょう!
八幡太郎義家公が描かれたレリーフです。
名菓『後三糖』を説明するしおりには、こう書かれています。
「後三年の役に八幡太郎義家公は金沢柵にたてこもる清原家衡、武衡を攻められた時、西沼の付近において雁行の乱れ飛ぶさまを見られました。義家は馬を立ててじっとこの様を見ておりましたが、かつて大江匤房卿から教えられた言葉を想い出して、兵を出して探させましたところ果たして三十数騎の伏兵が現れましたの怱ち之を打ち破ることが出来ました。」
これを見事にお菓子で表現したのが、この『後三糖』なのです。
『食べ方』を忠実に守って、早速作ってみましょう。
な、な、なんとぉーーーっ!!!
中から伏兵がぁーっ!
槍とか、刀が出てくると思いきや、ひょっこりひょうたんが浮かんできました。
これには思わずニンマリです。
面白い!
果たしてその味や如何に・・・。
はぁ~ぁ~ぁ~、古を偲ばるる~、うめっ!
ちょっととろみがあって、ほらっ!子どもの頃、病気の時に食べた味。
片栗粉に砂糖を入れてお湯でかき混ぜるとできる、あの味ですよ。
これを飲むと、なんか昔のことを想い出して、遠い目になっちゃいます。
(るるぅ~。)
病気の時にばあちゃんがサジで食べさせてくれたっけなぁ。
な~んてことから、この『後三糖』を最近毎日飲んで癒されてるって訳です。
金沢の名菓『後三糖』の製造・販売は熊谷菓子店さんです。
お店構えも超レトロチックで、郷愁を誘いますよ。
さて、今日はもうひとつお知らせがあります。
明日3月12日(土)、秋田市のスーパーマーケット「いとく秋田東店」において、横手産アスパラ菜・菌床しいたけの販促活動(試食販売)を行います。
JA秋田ふるさとと横手市が、秋田市の皆様に自信を持ってお届けします。
秋田市内の方、明日偶然にも秋田市に出かれられるという方、ぜひ、「いとく秋田東店」にお立ち寄りくださいませ。
いとく秋田東店様 店舗情報 http://www.itoku.co.jp/shop_list/akita_h...
朝から断続的に雪が降っています。
「いづまで降るなだべぇ~。」
行きかう人々が皆、同じようなことを呟いています。
あたりが春らしくなってくると、春らしい装い、春らしい食べ物にシフトしていくんでしょうけど、とにかく今年はいつまでたっても冬気分。
分厚いコートも、あったか~い食べ物もどちらも未だに手放せません。
そんな中、かなちゃんの身も心もホッと癒してくれる、最近の一押し商品をご紹介します。
その名も『後三糖(ごさんとう)』
ややっ!
まず目に飛び込んでくるこの武将は一体誰やーーーっ!?
このお方の名は「八幡太郎義家(源 義家)公」にあらせられます。
後三糖は、横手市金沢地区を舞台に繰広げられた歴史的な合戦『後三年の役』を偲ぶお菓子です。
中を開けるまで、このお菓子がいかなるものなのか想像がつきません。
でも、『後三糖』といっているくらいなので、甘いものということには間違いありません。
では包みを開けてみましょう。
『食べ方』を最後まで読んでみると、これが「おしるこ」なのだということが判明しました。
でも!中から伏兵(ふくべ)が現れるおしるこですと???
ますます興味がわいてきます。
食べ方が書かれてある紙を開くと、今度は中から4つに分かれた包みが出てきます。
なかなか正体を現さないのが、武将っぽい!(意味不明)
察するに、このひとつが一杯分のおしるこになるんですね。
丁寧に包まれた上質な紙を開けてみると・・・、
なんということでしょう!
八幡太郎義家公が描かれたレリーフです。
名菓『後三糖』を説明するしおりには、こう書かれています。
「後三年の役に八幡太郎義家公は金沢柵にたてこもる清原家衡、武衡を攻められた時、西沼の付近において雁行の乱れ飛ぶさまを見られました。義家は馬を立ててじっとこの様を見ておりましたが、かつて大江匤房卿から教えられた言葉を想い出して、兵を出して探させましたところ果たして三十数騎の伏兵が現れましたの怱ち之を打ち破ることが出来ました。」
これを見事にお菓子で表現したのが、この『後三糖』なのです。
『食べ方』を忠実に守って、早速作ってみましょう。
な、な、なんとぉーーーっ!!!
中から伏兵がぁーっ!
槍とか、刀が出てくると思いきや、ひょっこりひょうたんが浮かんできました。
これには思わずニンマリです。
面白い!
果たしてその味や如何に・・・。
はぁ~ぁ~ぁ~、古を偲ばるる~、うめっ!
ちょっととろみがあって、ほらっ!子どもの頃、病気の時に食べた味。
片栗粉に砂糖を入れてお湯でかき混ぜるとできる、あの味ですよ。
これを飲むと、なんか昔のことを想い出して、遠い目になっちゃいます。
(るるぅ~。)
病気の時にばあちゃんがサジで食べさせてくれたっけなぁ。
な~んてことから、この『後三糖』を最近毎日飲んで癒されてるって訳です。
金沢の名菓『後三糖』の製造・販売は熊谷菓子店さんです。
お店構えも超レトロチックで、郷愁を誘いますよ。
さて、今日はもうひとつお知らせがあります。
明日3月12日(土)、秋田市のスーパーマーケット「いとく秋田東店」において、横手産アスパラ菜・菌床しいたけの販促活動(試食販売)を行います。
JA秋田ふるさとと横手市が、秋田市の皆様に自信を持ってお届けします。
秋田市内の方、明日偶然にも秋田市に出かれられるという方、ぜひ、「いとく秋田東店」にお立ち寄りくださいませ。
いとく秋田東店様 店舗情報 http://www.itoku.co.jp/shop_list/akita_h...
2011.03.08 Tuesday
おひな祭りは終わったのに、まだお雛様をしまっていなくて、今更ながら「行き遅れるかしら・・・。」(何処に・・・?)と変な心配をしているかなちゃんです。
こんにちは!
最近、「秘密のケンミンshow」という番組で、結構な頻度で横手の『食』が取り上げられているのを皆様はご存知ですか?
今年度番組で取り上げられた食材として『なすの花寿司』、『甘い寿司まんま』、『砂糖どっさり炊き込みごはん』、『果物の缶詰入り酢の物』などがありました。どれも私たちが普段当たり前のように食べているものばかりなので、あのようにテレビで大袈裟に取り上げられると、こちらも「エーっ!」というか「なんでぇー」というか、複雑な心境になります。
今週日曜日、かなちゃんの町内の総会がありました。
総会は、一年に一度町内の老若男女が集まる大事な場です。
総会後の懇親会は若い人も、お年よりも皆、お酒を飲みながら賑やかにとり行われます。
そこで一番活躍する方々は、何と言っても奥様方です。
そこはさながら『秘密のケンミンshow祭り』状態。
ご自慢の一品が次々と回ってくる回ってくる。
弁当や刺身の折が一人一人についているのですが、それには手をつけず全てお持ち帰りできるほど、サブメニューがテーブルの上を飾ります。
まずは、このような会に絶対欠かせない『漬物』です。
大根、セロリ、芭蕉菜、ワラビ、エリンギの粕漬け盛り合わせです。
ほんのりと香る酒粕、そして程よい甘さが、うめっ!
箸がどんどんすすみます。
ついでにお・酒・も・・・!
そして出ました!横手の漬物の代表選手『なすの花寿司』です。
脇を固めるのは、これまた不動の人気を誇る、『味噌漬け』と『酢漬け』です。
味の豊かさ、そして見た目の美しさ、これは『食の芸術品』と言っても過言ではありません。
漬物ばかりを褒めましたが、スイーツ系だってだまちゃいません。
スイーツはスイーツでも半端ない甘さのスイーツたち。
でたーっ!!!
奥様方のステイタス、私の腕の見せ所、『寒天・ゼリーの部』。
定番の『たまご寒天』はいつ食べても変らぬ安定感があります。
うめっ!
そして、今回、ここまで寒天文化は進化したかと驚愕したものが、お皿の右端にあるフランスパンの中に詰め物をしている、その名も『サラダ寒天パリジェンヌ風』(勝手に命名)。
なんとこれは、フランスパンをくりぬいて、その中にサラダ寒天を流し込み固めたものなんだそうです。
そのお味は・・・、
「ウメッセボ~ン!」
サラダ寒天の甘さ、野菜のシャキシャキ感、マヨネーズの味が、フランスパンと見事にマッチングしています。
これは皆さん、ぜひご家庭でもお試しください。
そして、このような会合にさり気なく持っていけば、女っぷりがUPすること間違いなし、みんなから羨望のまなざしで見られることでしょう。
「じゃぁ、かなちゃんが作ってみれば・・・」という声がそこかしこから聞こえてくるわけですが、はい、勉強してみます。そしていつの日が、女子会デビューを飾ります。
会も終わりに近づいてきた頃、「口の中、サピッとするど」と回ってきたのが『酢の物』です。
当たり前のように、キュウリと果物の缶詰が同居しています。
私はこの状態をなんとも思わなかったし、酢の物には果物の缶詰が入るものだと信じて疑いませんでした。
なのに、先日放送の『秘密のケンミンshow』では、これがありえない状態なんだと紹介されていました。
えーっ!?これって、ありですよね。
酢と果物の缶詰は相性抜群ですよ。
シロップだって有効活用できるし、
ほら、彩だっていいし!
しょっぱいもの食べて、甘いもの食べて、最後は甘酸っぱいものでしめる。
すばらしい流れです。
今日は『横手のごっつぉ、フルコース』を堪能しました。
かなちゃんも、今後、町内会デビューできるよう、ちょっとずつ勉強して、腕と女っぷりを磨いていきたいと思います。
おひな祭りは終わったのに、まだお雛様をしまっていなくて、今更ながら「行き遅れるかしら・・・。」(何処に・・・?)と変な心配をしているかなちゃんです。
こんにちは!
最近、「秘密のケンミンshow」という番組で、結構な頻度で横手の『食』が取り上げられているのを皆様はご存知ですか?
今年度番組で取り上げられた食材として『なすの花寿司』、『甘い寿司まんま』、『砂糖どっさり炊き込みごはん』、『果物の缶詰入り酢の物』などがありました。どれも私たちが普段当たり前のように食べているものばかりなので、あのようにテレビで大袈裟に取り上げられると、こちらも「エーっ!」というか「なんでぇー」というか、複雑な心境になります。
今週日曜日、かなちゃんの町内の総会がありました。
総会は、一年に一度町内の老若男女が集まる大事な場です。
総会後の懇親会は若い人も、お年よりも皆、お酒を飲みながら賑やかにとり行われます。
そこで一番活躍する方々は、何と言っても奥様方です。
そこはさながら『秘密のケンミンshow祭り』状態。
ご自慢の一品が次々と回ってくる回ってくる。
弁当や刺身の折が一人一人についているのですが、それには手をつけず全てお持ち帰りできるほど、サブメニューがテーブルの上を飾ります。
まずは、このような会に絶対欠かせない『漬物』です。
大根、セロリ、芭蕉菜、ワラビ、エリンギの粕漬け盛り合わせです。
ほんのりと香る酒粕、そして程よい甘さが、うめっ!
箸がどんどんすすみます。
ついでにお・酒・も・・・!
そして出ました!横手の漬物の代表選手『なすの花寿司』です。
脇を固めるのは、これまた不動の人気を誇る、『味噌漬け』と『酢漬け』です。
味の豊かさ、そして見た目の美しさ、これは『食の芸術品』と言っても過言ではありません。
漬物ばかりを褒めましたが、スイーツ系だってだまちゃいません。
スイーツはスイーツでも半端ない甘さのスイーツたち。
でたーっ!!!
奥様方のステイタス、私の腕の見せ所、『寒天・ゼリーの部』。
定番の『たまご寒天』はいつ食べても変らぬ安定感があります。
うめっ!
そして、今回、ここまで寒天文化は進化したかと驚愕したものが、お皿の右端にあるフランスパンの中に詰め物をしている、その名も『サラダ寒天パリジェンヌ風』(勝手に命名)。
なんとこれは、フランスパンをくりぬいて、その中にサラダ寒天を流し込み固めたものなんだそうです。
そのお味は・・・、
「ウメッセボ~ン!」
サラダ寒天の甘さ、野菜のシャキシャキ感、マヨネーズの味が、フランスパンと見事にマッチングしています。
これは皆さん、ぜひご家庭でもお試しください。
そして、このような会合にさり気なく持っていけば、女っぷりがUPすること間違いなし、みんなから羨望のまなざしで見られることでしょう。
「じゃぁ、かなちゃんが作ってみれば・・・」という声がそこかしこから聞こえてくるわけですが、はい、勉強してみます。そしていつの日が、女子会デビューを飾ります。
会も終わりに近づいてきた頃、「口の中、サピッとするど」と回ってきたのが『酢の物』です。
当たり前のように、キュウリと果物の缶詰が同居しています。
私はこの状態をなんとも思わなかったし、酢の物には果物の缶詰が入るものだと信じて疑いませんでした。
なのに、先日放送の『秘密のケンミンshow』では、これがありえない状態なんだと紹介されていました。
えーっ!?これって、ありですよね。
酢と果物の缶詰は相性抜群ですよ。
シロップだって有効活用できるし、
ほら、彩だっていいし!
しょっぱいもの食べて、甘いもの食べて、最後は甘酸っぱいものでしめる。
すばらしい流れです。
今日は『横手のごっつぉ、フルコース』を堪能しました。
かなちゃんも、今後、町内会デビューできるよう、ちょっとずつ勉強して、腕と女っぷりを磨いていきたいと思います。
ご無沙汰しております、ながぴろです。
久しぶりの登場にドキドキしております
今日は3月3日、雛祭りですねぇ
桃の花やお雛様は飾りましたか?
今日のメニューはチラシ寿司ってご家庭も多いのではないでしょうか。
今日は昨日行われた、今年度最後の地産地消料理講習会「第7回食のアカデミー」のリポートです。
今回のお題は「手づくり和菓子でひな祭り」です。
なぜに、和菓子が地産地消???と思われる方もいらっしゃるのでは?
今回はシシリアンルージュピューレジュースをたっぷり使った和菓子なのです。
雛祭りのイメージカラーってピンク色ですよね。
ピューレジュースを使うことにより、旨味が増すだけでなく、とても優しいオレンジがかったピンクのお菓子が出来るんです
なぜか、とまとと和菓子の愛称は抜群で、お餅や道明寺が彩りよく、美味しく変身してくれます。
思い付きで、試作していただいたところ、予想以上に美味しくてびっくり!
これを市民の皆様に紹介しようという事で3月2日に食のアカデミーを開講しました。
今回は、大雄の阿気地区で阿桜屋菓子店を営む菅篤司さんを講師としてお迎えしました。
阿桜屋さんで有名なお菓子は何と言ってもホップの花ではないでしょうか
ホップの毬花がモチーフのパイなんです。
ホップの収穫のブログに写真を載せています↓
https://syoku-yokote.com/blog/tegalog.cg...
菅さんはお店を営む傍ら、婦人会等で料理講習会の講師をされています。
アカデミーでも是非とも菅さんに講師をお願いしたいとずっと考えていてやっと実現しました
菅さんの秘伝!?のレシピを惜しげなく、披露していただきました。
これがシシリアンルージュをイメージした「道明寺」です。
たくさん並べると、シシリアンルージュに見えてきませんか?
こちらは、紅白の桜餅です。
ピンクの方がピューレジュース入りです。
もっと色を濃くしたいときは水の分量をジュースに置き換えるとよいそうです。
今回は水とジュースを1:1で作ってみました。
今回の参加者は10名で行われました。
形や大きさに個性が出ましたが、それは手作りの趣です。
餡を挟み、桜の葉の衣装をまとえば、みんな立派な桜餅になりました。
みなさん、大満足でお帰りになりました。
良かった、良かった(*^_^*)
ここで桜餅について少々・・・
桜餅(さくらもち)は、桜の葉を用いた和菓子です。。桜色に色づけされた生地で小豆餡を包み、塩漬けした桜の葉で包んだ菓子です。
桜餅には代表的な二種類があります。
一つは江戸発祥の桜餅で白玉粉や餅粉に小麦粉を混ぜて生地を焼いて作ります。
もう一つは上方発祥で道明寺粉で生地を作ります。
またどちらも、桜餅と呼んで特に区別しないところもあるそうです。
「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より引用
私はやはり、生地を焼いた江戸発祥の桜餅が馴染みがあります。
みなさんはいかがですか?
今回の受講者さんに「シシリアンルージュピューレジュース」を知っていますか?買ったことがありますか?との質問をなげかけました。
そうしたところ、食のアカデミーのリピーターさんは全員手をあげられました。
食のアカデミーの料理講習会は地産地消率アップに繋がっていると再確認ができました。
食のアカデミーでは講習会の食材で、また講話の中で横手産の食材をPRしています。
小さなことからコツコツと(どっかで聞いたことがありますが)行うことが地産地消に繋がります。
初受講だった方々は今後、お店でピューレジュースを手にとってくれるだろうと思います。
いつもの事ながら、料理講習会の申込みは激戦を極みます。
加工室や料理の内容によって、10名から20名程募集させていただいていますが、ほぼ申込み日当日で満員御礼です。
設備や場所の関係で本当にギリギリいっぱいなのです、受講できなかった方々、本当に申し訳ありませんm(__)m
今後とも、食のアカデミーをよろしくお願いします。
久しぶりの登場にドキドキしております
今日は3月3日、雛祭りですねぇ
桃の花やお雛様は飾りましたか?
今日のメニューはチラシ寿司ってご家庭も多いのではないでしょうか。
今日は昨日行われた、今年度最後の地産地消料理講習会「第7回食のアカデミー」のリポートです。
今回のお題は「手づくり和菓子でひな祭り」です。
なぜに、和菓子が地産地消???と思われる方もいらっしゃるのでは?
今回はシシリアンルージュピューレジュースをたっぷり使った和菓子なのです。
雛祭りのイメージカラーってピンク色ですよね。
ピューレジュースを使うことにより、旨味が増すだけでなく、とても優しいオレンジがかったピンクのお菓子が出来るんです
なぜか、とまとと和菓子の愛称は抜群で、お餅や道明寺が彩りよく、美味しく変身してくれます。
思い付きで、試作していただいたところ、予想以上に美味しくてびっくり!
これを市民の皆様に紹介しようという事で3月2日に食のアカデミーを開講しました。
今回は、大雄の阿気地区で阿桜屋菓子店を営む菅篤司さんを講師としてお迎えしました。
阿桜屋さんで有名なお菓子は何と言ってもホップの花ではないでしょうか
ホップの毬花がモチーフのパイなんです。
ホップの収穫のブログに写真を載せています↓
https://syoku-yokote.com/blog/tegalog.cg...
菅さんはお店を営む傍ら、婦人会等で料理講習会の講師をされています。
アカデミーでも是非とも菅さんに講師をお願いしたいとずっと考えていてやっと実現しました
菅さんの秘伝!?のレシピを惜しげなく、披露していただきました。
これがシシリアンルージュをイメージした「道明寺」です。
たくさん並べると、シシリアンルージュに見えてきませんか?
こちらは、紅白の桜餅です。
ピンクの方がピューレジュース入りです。
もっと色を濃くしたいときは水の分量をジュースに置き換えるとよいそうです。
今回は水とジュースを1:1で作ってみました。
今回の参加者は10名で行われました。
形や大きさに個性が出ましたが、それは手作りの趣です。
餡を挟み、桜の葉の衣装をまとえば、みんな立派な桜餅になりました。
みなさん、大満足でお帰りになりました。
良かった、良かった(*^_^*)
ここで桜餅について少々・・・
桜餅(さくらもち)は、桜の葉を用いた和菓子です。。桜色に色づけされた生地で小豆餡を包み、塩漬けした桜の葉で包んだ菓子です。
桜餅には代表的な二種類があります。
一つは江戸発祥の桜餅で白玉粉や餅粉に小麦粉を混ぜて生地を焼いて作ります。
もう一つは上方発祥で道明寺粉で生地を作ります。
またどちらも、桜餅と呼んで特に区別しないところもあるそうです。
「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より引用
私はやはり、生地を焼いた江戸発祥の桜餅が馴染みがあります。
みなさんはいかがですか?
今回の受講者さんに「シシリアンルージュピューレジュース」を知っていますか?買ったことがありますか?との質問をなげかけました。
そうしたところ、食のアカデミーのリピーターさんは全員手をあげられました。
食のアカデミーの料理講習会は地産地消率アップに繋がっていると再確認ができました。
食のアカデミーでは講習会の食材で、また講話の中で横手産の食材をPRしています。
小さなことからコツコツと(どっかで聞いたことがありますが)行うことが地産地消に繋がります。
初受講だった方々は今後、お店でピューレジュースを手にとってくれるだろうと思います。
いつもの事ながら、料理講習会の申込みは激戦を極みます。
加工室や料理の内容によって、10名から20名程募集させていただいていますが、ほぼ申込み日当日で満員御礼です。
設備や場所の関係で本当にギリギリいっぱいなのです、受講できなかった方々、本当に申し訳ありませんm(__)m
今後とも、食のアカデミーをよろしくお願いします。
みなさま、超お久しぶりです。
重~く、鉛色の空から開放され、心も体も季節も確実に春に向かっています。
でも、まだまだ雪の壁は高く、雪の下の草花や虫たちが青空を見ることができるまでは、まだまだかかりそうですね。
さて、「雪の下」と先ほど言いましたが、みなさん、今、雪の下まで到達するのにどれ位(積雪)あると思いますか?
ここは、増田の八木地区。硬く締まった雪の上を歩いていくと・・・、
えーーーっ!?!
身長170センチはあろう男性が、すっぽり隠れるほどの雪の厚みです。
掘っているけど、まだ雪の下(地面)は見えません。
つまり、積雪は約2メートルということになります。(2月9日撮影)
この男性は一体何を掘っているのでしょう。
掘る・・・、ただひたすらに掘る。
深い深い雪のトンネルを掘った先に、
おっ、
ついに、
何かが出てきたぁーーー!!!
どうやら葉っぱのようです。
さっそくその物を確認すべく、かなちゃんも穴の中に潜入です。
ズズズ、ズッデーン。
雪国育ちなのに、恥ずかしながら尻餅をついてしまいました。
さてさて、気を取り直して確認作業。
おぉーーーっ!!!
これはまぎれもなく、キャベツです。
しかも、青々として、みずみずしい、採れたて新鮮キャベツです。
雪の下から、まさかキャベツが出てくるなんて驚きです。
もし、キャベツ人形がこの様子を見たら、「Oh My God!」と言うでしょう。
これは「越冬キャベツ」と言って、11月から12月の雪が降る前に収穫したキャベツを雪の下に貯蔵することで、野菜の収獲量が落ちる冬の時期にも食べることが出来る、知恵が詰まった保存食なのです。
さらに、厳しい寒さと深い雪がキャベツに甘さと旨味を凝縮させるのです。
このキャベツを作っている佐藤 誠さんは、「今年の雪は半端ねがった。大体どごさ埋まっているが見当はつぐんだけど、とにかく毎回毎回2メートル掘るのが大変だぁ。」と苦笑いしていました。
「んだども、ホントに甘くてうめっど!」
天然の冷蔵庫で、キャベツが凍らないギリギリの温度で保温することで、葉っぱが美しい緑色のままで、しゃきしゃきした歯ごたえと、甘さを味わうことができるんだそうです。
誠さんちや、八木地区で生産されている越冬キャベツは、3月いっぱい頃まで、増田町の「青物横丁 友の会(あぐりセンターますだ)」や十文字町のスーパー等でお買い求めいただけるそうです。
厳しい寒さを耐え、深~い雪の下で出番を待っていたほんのり甘いキャベツで、春の訪れを味わってみませんか?
重~く、鉛色の空から開放され、心も体も季節も確実に春に向かっています。
でも、まだまだ雪の壁は高く、雪の下の草花や虫たちが青空を見ることができるまでは、まだまだかかりそうですね。
さて、「雪の下」と先ほど言いましたが、みなさん、今、雪の下まで到達するのにどれ位(積雪)あると思いますか?
ここは、増田の八木地区。硬く締まった雪の上を歩いていくと・・・、
えーーーっ!?!
身長170センチはあろう男性が、すっぽり隠れるほどの雪の厚みです。
掘っているけど、まだ雪の下(地面)は見えません。
つまり、積雪は約2メートルということになります。(2月9日撮影)
この男性は一体何を掘っているのでしょう。
掘る・・・、ただひたすらに掘る。
深い深い雪のトンネルを掘った先に、
おっ、
ついに、
何かが出てきたぁーーー!!!
どうやら葉っぱのようです。
さっそくその物を確認すべく、かなちゃんも穴の中に潜入です。
ズズズ、ズッデーン。
雪国育ちなのに、恥ずかしながら尻餅をついてしまいました。
さてさて、気を取り直して確認作業。
おぉーーーっ!!!
これはまぎれもなく、キャベツです。
しかも、青々として、みずみずしい、採れたて新鮮キャベツです。
雪の下から、まさかキャベツが出てくるなんて驚きです。
もし、キャベツ人形がこの様子を見たら、「Oh My God!」と言うでしょう。
これは「越冬キャベツ」と言って、11月から12月の雪が降る前に収穫したキャベツを雪の下に貯蔵することで、野菜の収獲量が落ちる冬の時期にも食べることが出来る、知恵が詰まった保存食なのです。
さらに、厳しい寒さと深い雪がキャベツに甘さと旨味を凝縮させるのです。
このキャベツを作っている佐藤 誠さんは、「今年の雪は半端ねがった。大体どごさ埋まっているが見当はつぐんだけど、とにかく毎回毎回2メートル掘るのが大変だぁ。」と苦笑いしていました。
「んだども、ホントに甘くてうめっど!」
天然の冷蔵庫で、キャベツが凍らないギリギリの温度で保温することで、葉っぱが美しい緑色のままで、しゃきしゃきした歯ごたえと、甘さを味わうことができるんだそうです。
誠さんちや、八木地区で生産されている越冬キャベツは、3月いっぱい頃まで、増田町の「青物横丁 友の会(あぐりセンターますだ)」や十文字町のスーパー等でお買い求めいただけるそうです。
厳しい寒さを耐え、深~い雪の下で出番を待っていたほんのり甘いキャベツで、春の訪れを味わってみませんか?