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祝・100回記念

No. 99 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
パンパカパーン!おめでとう。食農ブログを始めて100回になりました。
これもひとえに、あたたかいご声援をおくってくださいました皆様の後押しがあったからこそです。
今まで本当にありがとうございました。

なんだか100回を機にやめそうな勢いですが、これからも横手に「食」が、かなちゃんに「食欲」があるあるかぎり続いていきますので、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

ブログを始めて、正直大変なこともいろいろありました。でも、面白いことの方がそれをはるかに上回りました。

まずは人との出会い。かなちゃんの取材はほとんどアポなし。突撃取材がほとんどでした。それなのに、取材に応じてくださる方々が本当に優しいのです。作業中でも手を止めて、とても親切にいろいろ教えてくださいました。農業知識ゼロのかなちゃんにとって、とても新鮮で勉強になることばかりでした。

そしてやはり、横手に生まれ横手に育ったかなちゃんだけど、横手って本当に「食」の豊かなまちだなぁって改めて感じることができました。
農作物はもちろんのこと、加工品や伝統料理もいろいろある。それを取材と称して食べ続けていった結果、ジャジャン!

見事に増量しました。ガ━━━━━━━∑(゚□゚*川━━━━━━━━ン

100回のブログの積み重ねが、かなちゃんの実となり肉となったわけです。

これからも皆さんにご紹介したいことは山ほどあります。でも、このペースで取材を続けていくと・・・、世にも恐ろしいことがおきるような・・・・。

そんなこと気にしてたらかなちゃんじゃない。
今後もうめっ!をみなさんにわんさかお届けしますよ(*≧m≦*)w

「食農ブログ」100回記念にしては地味な内容になってしまいました。
101回目をどうぞご期待ください!

これまで紹介することができなかったものの中から、これだけはどうしてもかなちゃんが皆さんにお見せしたいものをセレクトしてみました。

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「いものこドーナツ」・・・名前のとおり、中にいものこが入っています。
超うめっ!


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「ポポー」・・・汽車か?いいえ、ポポーという名の果物らしい。味はココナツミ
       ルクみたいな味。うちの父母は懐かしがって食べていた。味は
       微妙・・・。

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「はちのこプリン」・・・きゃーキモイ!インパクト大で賞。

〔 995文字 〕

大学がっこ

No. 98 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
最近山内三又に頻繁に出没しているかなちゃんです。
三又はかなちゃんにとってパワースポット。
今日はさらに若っいパワーをいただきに、心も弾んで三又に向かいましたのよ。

この日の三又は吐く息も真っ白になるほどの寒い朝を迎えました。

「食生活」をテーマに勉強している秋田大学4年生7人が、いぶりがっこ発祥の地、山内を訪れました。9月にいぶりがっこ用大根のタネをまき、今回は収穫、洗い、吊るし、燻しの作業を行います。

わーお!髪が金色だよ・・・。ジーンズ裂けてるよ・・・。ノギャルならぬノメン!?

ちょっとおばちゃん的心配をしてしまったかなちゃんでしたが、心配なんて無用でしたね。彼らと一日過ごしてみて、かなちゃんは確信しました。
真剣、真面目、ひたむき、こんな言葉がぴったり合うその真っ直ぐな姿勢に、これからの日本は大丈夫だと!

午前中は「いぶりがっこができるまで」「オフィシャルがっこ商品について」と題した講義です。
皆さんの眼差しも真剣そのもの。

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頭をたっくさん使ったあとはお腹もペコペコでしょう。お待ちかねの昼食です。三又でとれたお米で各自おにぎりを作りに挑戦です。

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あれあれ!?おにぎりが崩壊してるよ・・・。中身が一目でわかるおにぎり。ある意味斬新です。

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山内のいものこが入ったいものこ汁に、三又の高橋さんが漬けた漬物、三又づくしなお昼ご飯でした。

午後からはいよいよいぶりがっこつくりの作業に入ります。
まずは大根を収穫するところから。およそ500本ほど収穫しました。

次に三又営農組合事務局長高橋さん宅で洗い・編みこみ・吊るし・燻しの作業を行います。

1.大根を洗う
  手で一本ずつ洗うと思っていたのに、専用の機械があるんですね。だけ
  ど手は冷たい・・・。

2.大根を縄で編む
  同じ作業の繰り返しなのに、頭がこんがらがっちゃう。縄もこんがらがっ
  ちゃう。
  ベテランおばちゃんのスピードに度肝を抜かれた・・・。

 202302151557152-admin.jpg

3.大根を燻し小屋に吊るす
  けっ、煙が目に沁みるー。小屋の中にいる皆さん号泣。
  自分がいぶりがっこになった気分・・・。
  かなちゃんもここで燻されたら、半分くらいになるかなぁ・・・。

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今日の作業はここまで。来週は燻した大根の漬け込みです。

今後はパッケージデザイン、パック詰めをして秋田大学の売店で販売するそうです。
どんな商品になるんだろうな。とっても楽しみです。
「大学いも」ならぬ「大学がっこ」と言う言葉が浸透するのも夢じゃないかも。

一日の作業を終え、地元農家の方と交流会が開かれました。作業の後の一杯は格別においしそう!

いぶりがっこ作りを体験した学生さんからは、
「私たちが経験したのはほんの一部分。農家の皆さんはこの何倍も苦労しているはず。今まで何気なく食べていたいぶりがっこだけど、これからは味わい方も違ってくると思います。」
「三又に来て、自分たちが一体何ができるんだろうと思ってきたけど、こうしてマスコミの方にも注目してもらい、私たちを通していぶりがっこや三又を発信することができてうれしい。」
などの感想がでました。

里山の夜、いつまでもずっと若者たちとお話していたい、そんな楽しい時間でした。

〔 1370文字 〕

おもしろ野菜・果物展

No. 97 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
ブログをスタートして半年を過ぎました。まもなく記念すべき100回を迎えようとしています。
すごいと思います。だって小学校の時の絵日記も、中学生の時の行動日誌も、高校生の時の交換日記も全て続かず、白紙の部分ばかりが目立っていたかなちゃんの日記が!!!こんなに続くなんて・・・、本人が一番びっくり、自画自賛です。


しかも今日は、初めて視聴者の方からご投稿いただいた写真をご紹介できる嬉しい日なんですよ!
ご投稿くださいました千田様、ありがとうございました。

「おもしろ野菜・果物」と題して送っていただいた写真はこちらです。

 202302151551342-admin.jpg

でかーっ!!!
この堂々たる佇まい、ちょっと斜めに構えた重厚な風格、キングオブなすにふさわしい。
田楽にして食べたらおいしそうですよね。

じゃ、せっかくなので今度はかなちゃんからの投稿です。これって自画自投?
かなちゃんちの柿木にかわいい動物の姿が・・・。

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きゃーぁ!かわいいー。
月に住むぴょんぴょんうさぎが、青空にぽっかり浮かんでます。

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近くで見ると、うん・・・・・・、柿ですね。


「食と農からのまちづくり」ホームページでは、皆様からの食と農に関する情報をお待ちしておりマース!

わが家自慢の野菜・果物、わが家の地産地消料理、イレギュラーサイズ、へんてこ野菜・果物などなど、ホームページ上の、
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〔 620文字 〕

カニにショック

No. 96 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
月曜日です。気合入れていきましょう!

みなさん突然ですが「カニ」と言ったらどんなものを想像しますか?
かなちゃんなら、やっぱりタラバ、ズワイ・・・そこらへんを想像します。
カニを食べる時は皆文句なしに黙ります。おしゃべり大好きのかなちゃんでも「女は黙ってカニを食え」状態になります。
それほどカニと言うのは魅力的な食べ物なんですよね。

横手には海はありません。タラバやズワイも獲れません。なのに何故カニの話題なの?

ふふふ・・・。横手でもカニが獲れるんです!しかも今が旬。
海はなくても、川がある。
そう!「川ガニ」です。

大森地域を流れる雄物川では10月から12月はじめにかけて、川ガニ漁が盛んになります。

またまたクエスチョン。川ガニの大きさってどれくらいだと思いますか?

かなちゃんが想像していた川ガニの大きさは、卵Mサイズ位の大きさ。
片手でつまんでポリポリって全部食べられる感じ?

でも実際は、こんな感じ。

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バケツに入った状態の川ガニです。
大きさがちょっと分かりづらいと思いますが、甲羅は直径10センチはあるでしょうか。大きなハサミの部分には毛が生えています。
大森地域のスーパーではこのようにして川ガニが売られています。
っていうことは、大森地域のお宅では川ガニ料理がポピュラーだということですよね。

カニ好きかなちゃん、カルチャーショック!

雄物川が流れている大森、雄物川地域は、昔から、川ガニ、八つ目うなぎ、うぐいなど川の恵みを食す文化があり、今なおその文化が残っている地域です。

大森地域で地域の皆さんから愛され親しまれ続けている郷土料理屋「貞好」さんにお話を伺いました。「貞好」では60年近く前から川ガニ料理を出していて、今もその懐かしい味にわざわざ足を運ぶお客様もいるそうです。

初代女将さんから受け継いだ「貞好」のカニ味噌料理を、2代目女将さんが作って見せてくださいました。

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おぉーっ!!!思わず歓声が沸きあがります。

まずその大きさにびっくりです。
そしてなんともまぁ、うめっそうなこと!唾ゴックンです。

「ちょっと味噌をなめてみてください。」という女将さんの神の声にも等しい一言に、かなちゃんは遠慮もなくいただくことにしました。

うめっーーー!!!

カニ好きかなちゃん本日二回目のショーック!
川ガニがこんなにうまいとは・・・。

「女将さん熱燗一本!」と思わず言ってしまいたくなるような魅惑の味です。
でもどこか懐かしい、甘くって優しい味なんですよこれが!
子どもだったらお酒はだめでも、ごはんと一緒に食べたら何杯でもおかわりしちゃうほどのおいしさです。

しかも、こんなに大きいのにハサミや足もポリポリ食べられるんです。
じっくり手間隙かけて作っていらっしゃるんでしょうね。
ここ「貞好」さんでは12月のはじめ頃まで、予約に限りこの川ガニ料理をお出しするそうです。


今の若い人たちは川のものをあんまり食べないかもしれません。若くはないけど、川のカニを食べてこなかったかなちゃんにとって、今日食べた味は新鮮なショックでした。

その地域に昔から伝わる伝統料理を無くしてほしくない、ずっとずっと後世に伝えていってほしい味に出会った日でした。

月曜日から横手のうめっ!をゲッツ!(最近おやじギャグが課内で流行っておりまして・・・。)

〔 1413文字 〕

日本の原風景のある場所

No. 95 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
5日木曜日は、大荒れの天候。雨が降ったり止んだり、時には雷がゴロゴロと鳴ったり・・・。
雷が大っ嫌いなかなちゃんは、天気と同じく気持ちが不安定な一日でした。

こんな日の外仕事は嫌だなぁと思う日にかぎって、外オンリーΣ( ̄ロ ̄lll)
大森地域から山内地域の三又地区まで、横手市を縦断する一日となりました。

しっかし、横手市内にはいろんなところがあるんですね。
赤や黄色に色づいた山々の間にある集落、三又(みつまた)。
日本の原風景が今なお残っている地域。
懐かしい空気、懐かしい香り・・・、さっきまでの不安定な気持ちがいつしか消え、ホッとするあったか~い空気に満たされました。

そこの農家、石沢さん宅におじゃましました。
母屋に続く坂道には小屋があります。中は真っ暗です。
でもちょっと気になるからのぞいてみよっと。

ガサ、ガサガサガサ・・・・・・、何かいる!?

牛だっ!
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「私、牛ですけど、何か・・・。」

真っ暗な中に、真っ黒な牛。あー、びっくりしたぁ。

ん・・・!?まだ視線を感じる・・・。

目がギラン。
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「ニャー、あんた誰よっ!」

突然の訪問者にびっくりした様子です。
ごめんなさい。驚かすつもりはないのよ。
ただ、懐かしくってね。

かなちゃんの家でもその昔、石沢さんちほど大きくないけど牛小屋と鶏小屋があって、私が覚えている限りではヤギとチャボとウサギがいました。その近くにトイレがあって、夜中に行くのが本当に怖かったの。でも、ヤギや鶏の存在に助けられたっけなぁ。トイレの上の柱には飼い猫が座っていて、目をギランと光らせていたっけ。
農家だった我家の暮らしを懐かしく思い出しました。


石沢さんちのおばあちゃんです。
笑顔に優しさや愛情がにじみ出ています。

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石沢さんが手に持っているのは、石沢さんが飼っている比内地鶏が初めて生んだ卵です。

おぉーっ、双子卵だ!
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ぷるんぷるんしててうめっそう!

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「私が生んだのよー。うふっ。」

三又を後にする時、また来たいなって思いました。
今回は仕事で来たけど、心がちょっぴり乾いた時やノスタルジーな気分に浸りたい時にまたここを訪れたいな。

さてすっかり心も満たされたかなちゃんですが、帰る方向の空は真っ黒。
暗雲立ち込め、稲光がピカッと光っています。あの雲の中に突入するなんて考えられなーい!!!

うえ~ん、帰りたくないよぅ。また三又に戻ろっかな!

〔 1036文字 〕

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