No.95

日本の原風景のある場所

No. 95 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
5日木曜日は、大荒れの天候。雨が降ったり止んだり、時には雷がゴロゴロと鳴ったり・・・。
雷が大っ嫌いなかなちゃんは、天気と同じく気持ちが不安定な一日でした。

こんな日の外仕事は嫌だなぁと思う日にかぎって、外オンリーΣ( ̄ロ ̄lll)
大森地域から山内地域の三又地区まで、横手市を縦断する一日となりました。

しっかし、横手市内にはいろんなところがあるんですね。
赤や黄色に色づいた山々の間にある集落、三又(みつまた)。
日本の原風景が今なお残っている地域。
懐かしい空気、懐かしい香り・・・、さっきまでの不安定な気持ちがいつしか消え、ホッとするあったか~い空気に満たされました。

そこの農家、石沢さん宅におじゃましました。
母屋に続く坂道には小屋があります。中は真っ暗です。
でもちょっと気になるからのぞいてみよっと。

ガサ、ガサガサガサ・・・・・・、何かいる!?

牛だっ!
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「私、牛ですけど、何か・・・。」

真っ暗な中に、真っ黒な牛。あー、びっくりしたぁ。

ん・・・!?まだ視線を感じる・・・。

目がギラン。
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「ニャー、あんた誰よっ!」

突然の訪問者にびっくりした様子です。
ごめんなさい。驚かすつもりはないのよ。
ただ、懐かしくってね。

かなちゃんの家でもその昔、石沢さんちほど大きくないけど牛小屋と鶏小屋があって、私が覚えている限りではヤギとチャボとウサギがいました。その近くにトイレがあって、夜中に行くのが本当に怖かったの。でも、ヤギや鶏の存在に助けられたっけなぁ。トイレの上の柱には飼い猫が座っていて、目をギランと光らせていたっけ。
農家だった我家の暮らしを懐かしく思い出しました。


石沢さんちのおばあちゃんです。
笑顔に優しさや愛情がにじみ出ています。

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石沢さんが手に持っているのは、石沢さんが飼っている比内地鶏が初めて生んだ卵です。

おぉーっ、双子卵だ!
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ぷるんぷるんしててうめっそう!

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「私が生んだのよー。うふっ。」

三又を後にする時、また来たいなって思いました。
今回は仕事で来たけど、心がちょっぴり乾いた時やノスタルジーな気分に浸りたい時にまたここを訪れたいな。

さてすっかり心も満たされたかなちゃんですが、帰る方向の空は真っ黒。
暗雲立ち込め、稲光がピカッと光っています。あの雲の中に突入するなんて考えられなーい!!!

うえ~ん、帰りたくないよぅ。また三又に戻ろっかな!

〔 1036文字 〕

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