No.62
「ままけ」?
なんかの動物?それとも、もののけ?
いえいえ。これは秋田県民ならわかるはず。
まま(ご飯)け(食べれ)。
と言っているわけです。
私が子どもの頃は、朝に、夕に、「ままけ~!」と母さんの声が家中に響いてました。この掛け声で食卓に集合するのです。
今では、家族の生活時間帯がずれてしまって、なかなか一緒に食卓を囲むことがなくなってしまいましたが、休日はできるだけ「ままけ~。」の号令のもとに家族が集ってご飯を食べるようにしています。
この場合の「ままけ」は「ごはんの準備ができたから食べなさい。」の意味で使っています。
でも、この看板の「ままけ」はもちろん上記の意味もあるのでしょうが、どちらかと言うと「米を食べれ」と言っているのだと推測します。
この看板の設置場所は国道107号線沿い、道路両脇に田園が広がっているところにある米倉庫に掲げられています。
私は頻繁にこの道を通るので、この超インパクト大の「ままけ。」が目に入ってくるんです。
米大好き人間かなちゃんは、この看板を見るたびに「はい、はい。ままく(お米食べるよ)」と言ってます。
だって、本当にごはん好きですもん。飲んだ後のしめは、ラーメンじゃなくおにぎり。ぼだっこ(鮭)と海苔があったらご飯茶碗3杯はいけます!
話は「ままけ。」看板に戻りますが、なんと!最近看板がバージョンアップしていたのです!
「ままけ まま」と米を食べるよう更に念押ししています。
書体も太く、力強くなって、説得力が増したような気がします。
JA青年部のみなさんのシンプルだけど力強いメッセージがずばっと伝わってきます。
もう一ヶ月もすると横手でもお米の収穫が始まります。
横手市は、県内はもとより東北有数の「米どころ」。そして自然の恵みをいっぱい受けた横手のお米はおいしいと評判です。
そんな土地に生まれ、うめっご飯を食べられることが本当に幸せだと思います。
お米のパワーってすごい!
食べれば力が沸いてくる。
食べなきゃ力がこもらない。
「ままけ。」
なんて奥深い言葉でしょう。
さぁ、みなさん!ままこ(ご飯食べよう)!
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