No.210
食と農からのまちづくりの取り組みの一つとして進めている、地域ブランドづくりの活動として、いぶりがっこと燻し食品の美味しさを競う、「第5回山内いぶりんピック」を開催しました。
1月28日(金)、天気は雪、時々吹雪。凍てつく寒さの中、その寒さをも吹き飛ばす勢いの熱き戦いが横手市山内鶴ヶ池荘を会場に繰り広げられました。
朝8時、選手の皆さんが続々自慢の一品を持ちエントリーします。
「いぶりんピック」というユニークな名称の大会ではありますが、会場には競技大会独特の緊張感が漂っています。
選手入場で始まる開会式は、選手代表の選手宣誓もあり、さながら本物のオリンピックのようです。
「宣誓!私たちは、いぶり精神にのっとり・・・、」
いぶり精神!?
とにかく燻すことにただならぬ熱い思いを持っていることが伝わってきます。
いよいよ厳正なる審査が始まりました。
【いぶりがっこクラシカル部門】、【いぶりフリースタール部門】の2部門の審査が行われましたが、とにかくこんなにいぶりがっこや、燻し食品が集まったのを初めて見たという審査員の方が多く、最初、戸惑いを隠せない様子でした。
テーブルのはじからはじまで「いぶりがっこ」が並ぶ光景は圧巻です。
同じいぶりがっこでも、こんなに色の出方が違うんだなぁと感心しました。
28点全部が違う色、違う味、違う歯ざわり。
それぞれのがっこに個性が光ります。
審査員を務めてくださった、あの「味覚人飛行物体」、「発酵仮面」でお馴染みの、東京農業大学名誉教授 小泉武夫先生の審査も真剣そのものです。
世界の発酵食品の味を知る小泉先生は、横手のいぶりがっこをどのように感じたのか、気になるところです。
フリースタイル部門は出品点数27点。
え~!!!こんなもの燻せるのぉーーーっ!!!
我々の常識をはるかに超えた、バラエティに富んだ燻し食品ばかり。
【味噌】
【酒かす】
【ごぼう】
【米】
【豆腐】
【豚肉】
おそらく、いぶりんピックはじまって以来であろう、液体を燻した作品『醤油』もありました。
液体って一体どうやって燻すんでしょうね。超気になります。
さてさて、いよいよお待ちかね、審査結果の発表です。
審査員のフリーアナウンサー 桜庭みさおさんの美声により結果が発表されます。
はじめに、特別賞の発表から。
今回は、非常に作品のレベルが高く順位をつけるのが難航したとのことで、おしくも入賞はできなかったけれども、優秀だった作品に、会場である鶴ヶ池荘さんから特別賞が贈られることになりました。
【クラシカル部門・・・高橋トシさん】
【フリースタイル部門・・・高橋篤子さん「ごんぼ」】
さぁ、いよいよ各部門、金・銀・銅の発表です。
【いぶりがっこクラシカル部門】
金賞:東谷久美子さん(横手市山内)
銀賞:中村 勇一さん(横手市山内)
銅賞:小林 カツさん(横手市山内)
【いぶりフリースタイル部門】
金賞:小野 修生さん(秋田市河辺)「干し柿バターサンド」
銀賞:高橋香代子さん(横手市山内)「ごぼうチップス」
銅賞:高橋キヨ子さん(横手市山内)「とり肉スモーク」
受賞された皆様、本当におめでとうございました。
いぶりんピックは順位を競うだけの大会ではありません。生産農家の皆さんの交流の場であり、漬物づくりの情報交換・技術の向上に活かすことのできる場です。
また「食」の愉しみを創造する場でもあり、何より地域に元気を創出する素敵な大会です。
これからも、横手市のみならず、市外、県外の方々、そして世界中からこのいぶりんピックに参加していただき、燻し食品のすばらしさを全世界に、この横手から発信していきたいと思います!
燻し食品って、本当に奥深い!
1月28日(金)、天気は雪、時々吹雪。凍てつく寒さの中、その寒さをも吹き飛ばす勢いの熱き戦いが横手市山内鶴ヶ池荘を会場に繰り広げられました。
朝8時、選手の皆さんが続々自慢の一品を持ちエントリーします。
「いぶりんピック」というユニークな名称の大会ではありますが、会場には競技大会独特の緊張感が漂っています。
選手入場で始まる開会式は、選手代表の選手宣誓もあり、さながら本物のオリンピックのようです。
「宣誓!私たちは、いぶり精神にのっとり・・・、」
いぶり精神!?
とにかく燻すことにただならぬ熱い思いを持っていることが伝わってきます。
いよいよ厳正なる審査が始まりました。
【いぶりがっこクラシカル部門】、【いぶりフリースタール部門】の2部門の審査が行われましたが、とにかくこんなにいぶりがっこや、燻し食品が集まったのを初めて見たという審査員の方が多く、最初、戸惑いを隠せない様子でした。
テーブルのはじからはじまで「いぶりがっこ」が並ぶ光景は圧巻です。
同じいぶりがっこでも、こんなに色の出方が違うんだなぁと感心しました。
28点全部が違う色、違う味、違う歯ざわり。
それぞれのがっこに個性が光ります。
審査員を務めてくださった、あの「味覚人飛行物体」、「発酵仮面」でお馴染みの、東京農業大学名誉教授 小泉武夫先生の審査も真剣そのものです。
世界の発酵食品の味を知る小泉先生は、横手のいぶりがっこをどのように感じたのか、気になるところです。
フリースタイル部門は出品点数27点。
え~!!!こんなもの燻せるのぉーーーっ!!!
我々の常識をはるかに超えた、バラエティに富んだ燻し食品ばかり。
【味噌】
【酒かす】
【ごぼう】
【米】
【豆腐】
【豚肉】
おそらく、いぶりんピックはじまって以来であろう、液体を燻した作品『醤油』もありました。
液体って一体どうやって燻すんでしょうね。超気になります。
さてさて、いよいよお待ちかね、審査結果の発表です。
審査員のフリーアナウンサー 桜庭みさおさんの美声により結果が発表されます。
はじめに、特別賞の発表から。
今回は、非常に作品のレベルが高く順位をつけるのが難航したとのことで、おしくも入賞はできなかったけれども、優秀だった作品に、会場である鶴ヶ池荘さんから特別賞が贈られることになりました。
【クラシカル部門・・・高橋トシさん】
【フリースタイル部門・・・高橋篤子さん「ごんぼ」】
さぁ、いよいよ各部門、金・銀・銅の発表です。
【いぶりがっこクラシカル部門】
金賞:東谷久美子さん(横手市山内)
銀賞:中村 勇一さん(横手市山内)
銅賞:小林 カツさん(横手市山内)
【いぶりフリースタイル部門】
金賞:小野 修生さん(秋田市河辺)「干し柿バターサンド」
銀賞:高橋香代子さん(横手市山内)「ごぼうチップス」
銅賞:高橋キヨ子さん(横手市山内)「とり肉スモーク」
受賞された皆様、本当におめでとうございました。
いぶりんピックは順位を競うだけの大会ではありません。生産農家の皆さんの交流の場であり、漬物づくりの情報交換・技術の向上に活かすことのできる場です。
また「食」の愉しみを創造する場でもあり、何より地域に元気を創出する素敵な大会です。
これからも、横手市のみならず、市外、県外の方々、そして世界中からこのいぶりんピックに参加していただき、燻し食品のすばらしさを全世界に、この横手から発信していきたいと思います!
燻し食品って、本当に奥深い!
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