No.1232

10月号のヨコテズキッチンは…『味噌たまり』!

No. 1232 〔2年以上前〕 , 全国発酵食品サミット , by 食と農ブログ Icon of admin
10月の「全国発酵食品サミットinよこて」に向けて準備が進む中、市報も発酵特集を組んでいます♡
 
サミットの情報はこちらからどうぞ!
ステージプログラム好評受付中です✨
全国発酵食品サミットinよこて公式ホームページ (外部リンク)
 
往復ハガキでの申込方法はこちらの記事をご覧ください👍
「全国発酵食品サミットinよこて」が開催されます! (過去の記事)
 
 
発酵食品一色な今日この頃😉❤️
そんな中、市報10月号のヨコテズキッチンのテーマは「味噌たまり」。
みなさん「味噌たまり」はご存知ですか!?
ご存知の方も、「名前だけは知ってる!」という方も、一緒に味噌たまりワールドを覗いてみましょう✨🌍✨
 
生産者の新山食品加工場に「味噌たまり」についてインタビューに伺いました♪
 
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いざ、おじゃまします!!
 
 
≪What is 味噌たまり?≫
 
どのように作られているのか、秘密の部屋へ突撃します!
案内されたのは冷蔵室。ひんやりと心地いい空気です。
なぜ冷蔵室なのかというと、発酵食品である味噌は、常温では発酵し続けてしまいます。
その発酵を止めるのが「酒精(アルコール)」。常温保存のためには欠かせない存在なのです。
 
しかし、新山さんの味噌には酒精(アルコール)は入っていません。
ですので、味噌はすべて冷蔵保存。
容器に空気のバルブもついています!(右上に注目‼️👀)
 
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さて、閑話休題。改めて味噌たまりの現場へ‼️
大きな樽があります。人と比較してもその大きさが伝わるのではないでしょうか…!?
 
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ふたを開けてみると……
 
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これは…なんでしょう……🧐❓❓❓
 
実は、これは「ざる」が味噌の中に埋まっているのです。
味噌たまりのために新山さんが特注したとのこと!
 
「ざる」を味噌にぐーーーっと沈めると、徐々に徐々に液体が滲みだしてくるのだそうです。
それが「味噌たまり」です‼️
ちなみにこちらの味噌は、味噌たまり専用のもの。
旨味が滲み出すので、味噌自体は美味しくないんだそうです…。
 
すくってみると、上品なアンバーの色…♡
 
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しかし、そこで一つの疑問。
「ざるに滲みだすのを待つなら、一本分溜まるのにすごく時間がかかるんじゃないの?」と…。
そうなんです、実はこの味噌たまり、「仕込みからふた夏じっくり熟成」させるんです…!
 
手間暇かかる自慢の一品なのだそうです😍
 
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原液とお湯を入れたものを味見させていただきました。
原液を舐めると、甘くてまろやかな味わい。個人的にはこれでお餅が食べたくなるお味でした。お砂糖を入れてないのに、優しい甘みを感じます。
お湯を注ぐと、そのままお吸い物に。出汁を入れずともこれだけで完成!
万能すぎる調味料です😋💕
 
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当初の目的も忘れていませんよ~!
「こうじ蓋」と呼ばれる、こうじを作るために必要不可欠な道具の前で撮影🌈(するところを撮影させていただきました笑)
 
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味噌たまりを使って、どんな料理を作ったのでしょう??
ぜひ市報10月号のヨコテズキッチンをチェックしてみてくださいね✨
 
 
新山食品加工場を後にする前に、新山ご夫妻のお写真を撮らせていただきました。
素敵な笑顔をありがとうございます!!
 
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そして、本日ご紹介した新山食品加工場さんは、「全国発酵食品サミットinよこて」 の『よこて発酵マルシェ』に出店予定です。
 
合わせてお楽しみに!

〔 1479文字 〕

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