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大人なまち よこて♪

No. 29 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
ホップ ステップ、ジャーンプ!勢いよく、この青空に向かって飛んでいきたいっ!!!

ホップ、葉タバコの産地 横手大雄地区。
なんて不良な・・・いやいやっ・・・大人な香りのするまちなのでしょう!

大雄地区を通るとホップの棚が目に入ってきました。
いやぁ~、こんなに暑いとキンキンに冷えたビールが飲みたくなりますねぇ!

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ホップは、私の大好きなビールの原料のひとつで、苦味、香り、泡に重要なもので、雑菌の繁殖を抑え、ビールの保存性を高める働きがあるのだそうです。

やるなぁ!ホップめっ!。ビールにとって無くてはならない存在かぁ。
私もそんな存在になりたい。ビールたくさん飲んでホップにあやかろうっと。

大雄産ホップは平成20年度の収穫量がなんと!全国一位!
そんでもって、ビールの消費量も秋田県はいつも上位にランクされてます。
まぁなんて素敵な地産地消活動なんでしょう♪♪♪

大雄を通り過ぎ、横手境町地区に入りました。
ややっ、これはっ!黄金色に輝く稲穂・・・今は秋?そんな訳ないでしょっ!

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よーっく近づいてみると、麦でした。

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ホップがきて、次は麦・・・。
単純な私は、麦の種類も何もお構いなしに、ビール♪って思っちゃうわけですよ。(これは小麦だそうでビールの原料にはなりません。)

恥ずかしいお話ですが、私は麦畑を見るのは初めてです。素直に感激しちゃいました。田んぼに稲じゃなく麦の穂があるのって何だか不思議。日本なのに洋風な景色というか・・・。

横手にはいろんな景色があるんだなぁ。あらためて、そう思いました。

さて、いろんな事に思いを馳せ、かなちゃん、今夜は地産地消活動に精を出しますよ!

〔 724文字 〕

シシリアンルージュ物語Vol.1

No. 28 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは。横手生まれの横手育ちかなちゃんです。
さて、イタリア生まれの横手育ち「シシリアンルージュ」の出荷が首都圏に向けて始まりました。

ここで皆さん「なぜ横手でシシリアン?」と疑問に思われるかもしれません。イタリアと横手が!?・・・いやっ、似ても似つかないでしょう!と思っていたらすっとこどっこい!昼夜の寒暖の差がるところ、真夏の温度が半端なく高いところなど気候的にも似ているところがあるんだそうです。

それに!なんといっても横手はトマトの名産地。秋田県内で生産量1位!トマト栽培の技術力が高いのです!

横手の自然環境と品種の生育の相性が非常に良いこと、そして栽培技術力の高さ、それらが相まって横手から「シシリアンルージュ」が誕生しました。

「シシリアンルージュ」
地中海で最も美しい場所シシリア島の(Sicilian)、最も美しい女神・ビーナスの口紅(Rouge)から連想し、その名前がつけられたそうです。

・・・素敵な名前。シシリアンルージュを食べるということは、ビーナスとキッスをすること。甘く濃厚なんでしょうね・・・。なんか変な妄想してしまいました。

出荷が始まる栽培農家さんの畑にお邪魔させていただきました。

「うぉーーー!!!すごい!うちの『ミネちゃん・バルちゃん』大丈夫かぁーーー!?」(※注 ミネちゃん・バルちゃんとは私が栽培しているシシリアンルージュにつけた名前)
プロに向かって素人が何を言ってるんだとお思いでしょうが、それぐらい圧倒される光景だったんです!

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でも農家さんに言うには、これはまだまだ序の口、最盛期を迎える頃は農家さんをも圧倒するほど、シシリアンルージュが実をつけるそうです。

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見てください!この鈴なりのシシリアンルージュを!真っ赤な小判みたいですね。

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それで、これが収穫したもの。

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きゃーっ、かわいい!手乗りシシリアン。

かわいいと言っておきながら、ひとつ食べてみることに。
「うめっ!」

生で食べても、十分甘くておいしいです。実はシシリアンルージュは生で食べるよりも調理に適した品種で、熱を加えることでよりおいしくなるトマトなんですって。

調理・レシピについては、「シシリアンルージュ物語Vol.2」でお知らせします!お楽しみに。

〔 979文字 〕

さくらんぼの季節

No. 27 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
梅雨入り宣言!・・・出ちゃいましたね。
はぁ、これからじめじめ、ムシムシする日が続くかと思うと、ちょっぴりブルーになっているかなちゃんです。

突然ですが、皆さんは『雨の匂い』を感じることありますか?

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私は雨が降ると、その匂いにとっても懐かしさを覚えます。
アスファルトの匂い、トマトの青臭い匂い、夏休みの匂い・・・?
遠い昔・・・、子どもの頃遊んだ田畑や神社、校庭・・・。

今日、雨ともう一つ、私にノスタルジーな思いを運んでくる出来事がありました。

出勤途中、ある通りにさしかかった時、「バンッ!」と大きな音がしたのです。一瞬、「タイヤがパンクした!?」と焦ったのですが、そこにあった「さくらんぼの木」を見て事態を把握しました。

さくらんぼの実が熟してくる頃、鳥を追い払うための機械があちらこちらで「バンッ!」「バンッ!」って鳴るのです。

私が4,5歳位だったでしょうか、母の自転車の後ろに乗って十文字町によく行きました。途中さくらんぼ畑を通る時その爆音に「ビクッ」としながら、赤~く熟したさくらんぼを見て「うめそぅ~」と指をくわえて見ていました。

以来、私にとってその音は「さくらんぼの季節」を告げる音になりました。

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最近では、下の写真のとおり、四方をネットで囲んでいるため、鳥は簡単には進入できません。
「バンッ!」って音も今ではめずらしくなりました。

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雨に濡れ、より赤々と輝きを増し食べごろを迎えたたさくらんぼ。

いよいよ来週15日から、「十文字さくらんぼまつり」が始まります。

雨が降ってもいいように、さくらんぼの木は巨大なテントに覆われています。
鳥においしいところを食べられないようにネットも張られています。

さくらんぼ農家の皆さんが、丹精込めてつくったさくらんぼ。
「うめっ!」こと間違いなし!

真っ赤なさくらんぼたちが、皆様のお越しをお待ちしていますよ!

〔 818文字 〕

増田朝市最前線!

No. 26 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
私にとって今、旬なもの・・・、「健康診断直前 自分改革!?」です。

さて、市場では今どんな物が旬なのでしょうか。今日は、毎月2・5・9がつく日に開催される「増田の朝市」にいってきました。

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朝市に行くと、ここは竹下通り?って思うくらいの賑わい。でも、客層は巣鴨系です。

この時期、苗屋さんが多く目立っていますが、他にも山菜、野菜、お菓子、惣菜、魚、洋服、靴などなど、ここに来ればひととおりの物はそろうと思われます。

ずらーっと並んだお店の中で、今が旬なものを探し求めて歩いていると、売れに売れている山菜発見!

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「みず」 正式名を「ウワバミソウ」と言います。

みずを買った方々にどうやって食べるのか聞いてみたところ、根っこに近い赤い部分は「みずたたき」
あとは、「くじらかやき」「漬物」「煮物」にするそうです。
「みずたたき」
は赤い部分を使うとよく粘っておいしいとか。味噌で味付けするのがポピュラー、お好みでニンニクを入れても「うめっ!」

さて、朝市で「カリスマ店員」を発見!
高橋ナツエさんです。

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お話を伺うと、なんでもここの朝市には15,6の時から来ているそうです。
レディにお歳を聞くのは失礼なような気がしたので「何年ここにいらしてるんですか?」と聞くと、「はぁー、何年いだがわがらねぇー。今83だ。」

今83歳・・・って事は!えっーーー!この道約70年!!!

ナツエさんが売っている山菜は、全てナツエさんがお一人で山から採ってきたものです。
15,6の時は交通が発達していなかったため、「さわらび温泉」がある上畑の家から山菜を背中に背負い、歩いて売りに来ていたそうです。

「今までクマに遭ったことありますか?」
「何回もあるよ。んだども、クマはおれどご見て逃げでぐよ!」
と恐れ知らずのナツエさん。

「家さいで寝でいるより、山さ行って山菜とって、こうやって売れればおもしぇべ!ホーホーホー、ホーホケキョ・・・○※△☆$?・・・ハハハ、こうやって笑っていれば最高だ!」

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こんな楽しい人生話を聞いている数分間のうちに、ナツエさんのお店は大繁盛!「わらび」や「みず」がどんどん売れました。
さすが、カリスマ店員!

増田の朝市はお買い物する場所でもありますが、お茶っこ飲んだり世間話をしたりサロンのようなところ。
今、何が旬なのかがわかる「最旬トレンド発信地」
そして、採った人や作った人のが見える安心感があります。
スーパーでは味わえないドキドキ感がここにはあります。

そして何よりも、元気がわいてきます!

今日はかなちゃん「満充電」。

〔 1103文字 〕

「ミネちゃん・バルちゃん成長日記」vol.2

No. 24 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは。植物の成長って本当に目を見張る早さですよね。っていいながら自分の体の成長の凄さにどんびきしているかなちゃんです。

先週の金曜日スタートしたミネちゃん・バルちゃん成長日記」(シシリアンルージュ)ですが、こんなにも早く更新できるなんてうれしいです。

なんと!「祝・お花が咲いちゃいました!」

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こちらは、向かって右側のほう、「バル・サミ子」がつけたお花。(※何のことかさっぱり意味がわからない方は、6月5日のブログをご覧ください。)

きゃーっ!なんてかわいらしいんでしょう。
しばし、うっとり・・・。

今日はバルちゃん開花記念を祝して、家庭菜園をしていらっしゃるお宅を突撃訪問させていただき、今咲いている野菜の写真を撮らせていただいちゃいました。

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ナス・・・紫のふりふりドレスをまとったような可憐な花です。
(※注 美しいものにはやっぱりトゲがあります)

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ねぎ・・・いわゆる ねぎぼうず。頭のイガイガっぷりが坊主っぽいの?

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きゅうり・・・きゅうりのイガイガからは想像つかないやさしい雰囲気のお花。

最近では野菜をスーパーなどで並んでいる状態でしか見たことがないので、
畑で実際、花や実をつけている野菜を見るといちいち感動します。小学生のとき、受粉とか実がなる仕組みとか勉強したはずなのに、今更ながら「ほぉー。」と感心しています。
いやっ、なんか、「私、都会育ちですぅ!」って言ってるようですけど・・・、生まれも育ちも断然横手なんですよ。なのに、このありさまです・・・、ちょっぴり恥ずかしいです。

でも、成長過程を見て食べるのと、今までみたいになんにも考えないで食べるのとでは「うめっ!」に大きな差がでますよね。

今から自分が植えたシシリアンルージュの味を想像しちゃいます。
うめべなぁー。
これって、親バカかしら・・・。

〔 805文字 〕

イタリアの風

No. 23 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
♪サンタ~ル~チ~ア~♪ 陽気なところはイタリア人、その他は生粋の日本人、かなちゃんです。

最近本屋さんに行くと、野菜に関するコーナーがとっても充実しているんです。
「誰でも簡単、初心者でもできる、ベランダでできる・・・」などとタイトルに入った野菜づくりの本。思わず私も作ってみようかしらと本を手にとってしまいます。

一応、流行りものはやってみないと気がすまない私。

昨年から、イタリア生まれ横手育ちとして誕生した「シシリアンルージュ」を植えてみることにしました。

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今後、このブログで「成長日記」を載せていけたらな~と思っています。ついでに、名前もつけちゃいました。そのほうが愛情込めて作れそうだから。
むかって、左が「ミネ・スト郎」、右が「バル・サミ子」

タイトルは「ミネちゃん、バルちゃんの成長日記!」どうぞよろしく!

順調に行けば、7月中旬には収穫できそうです。
ただし!あくまでも順調に行けばの話しです。途中どんな危機が待ち受けているかわかりませんから!
私は過去に苦い経験があります。「トマトはあんまり水をやらないほうがいい。そのほうが甘くなる。」そう言われほとんど水をやらなかったのです。
結果は・・・枯枯枯。

「あれっ?最近日記見ないなぁ・・・。」と思った時は、「・・・、あぁ・・・やっぱりね、そういうこと・・・。」と軽く流してください。

さて、私のシシリアンルージュが実をつけるのはまだまだ先の話。
でも、横手でシシリアンルージュを作っている農家では、6月中旬頃から首都圏を中心に出荷が始まるそうです。
そちらの情報も今後「横手シシリアンルージュ物語」としてUpしていく予定です!

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「ミネちゃん、バルちゃんの成長日記!」の終わり頃、こんな写真を載せられたらいいなぁ。

「イタリアもいいところかもしれないけど、横手だって負けないくらい素敵なところだよ。うめっぐ育ってけれな!」

〔 818文字 〕

丑満つ時

No. 22 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
 こんにちは、牛よりも牛らしいと言われるかなちゃんです。

山内黒沢の「鍋ヶ沢牧場」で牛の放牧をするというので、牛好きのかなちゃんとしては黙っていられません。さっそく仲間に会いに・・・いえいえ横手の牛たちの様子を伺いに行ってきました。

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牛、牛、牛。まだ放牧前の牛たちです。

「わぉー、子牛もいる、かわいい~。」
なんて言っていたら、「その子牛、生まれて3週間、95キロ」・・・、牛、恐るべし。

みなさん、牛のイメージってどんなですか?
ゆったりしている、静かに草を食べている、モウ~と鳴くなどいろいろでしょう。

でもね、私、黒く光る毛、肉付きのよい絞まった体、思わず牛たちを見て、言ってはいけない一言を言ってしまったのです。

「うめっそう!」

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一頭の牛がものすごい勢いで、ドドッ、ドドッと私に向かってかけよってくるではないですか!
しかも!「モウ~」なんて優雅な鳴き声じゃなくて、「ヴィオーーーッ!」って叫ぶんです。

「牛どご見で、『うめそうだ』なんて言ったのは、おめえだけだ!牛は言葉わかるんだど。」と牛を飼っている方々に笑われちゃいました。牛の猛烈な怒りはおさまらず・・・。

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いよいよ放牧の時がやってきました。どうやって牛たちを誘導するのか注目していたところ、ベテラン牛飼いの掛け声に、牛たちが一斉に反応。

こーい、こーい、ほれっ、こーい」

と、いたって簡単な掛け声。それまで草を食べたり、水を飲んだりしていた牛たちが牧場に向かって動き始めました。

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中には断固として動かない牛も。体重400キロ以上ある牛を引っ張るのは大変そうです。
「相手は四駆、二駆の人間はかなわないよ。」と言いながらも、牛をなだめたりすかしたりしながら上手に誘導していました。
「このお方は、牛の気持ちがわかるんだ、そんでもって牛語もしゃべれるんだ、すごい!」

放牧された牛たちにはそれぞれ名前がついているとか。
「すみこ」「ほたる」「ちゅらさん」「ひらり」「あんしん」「かなちゃん・・・?」

名前がついてるぐらいだから、どれだけ愛情込めて育てているのかがわかりますね。

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牛は放牧されることによって、適度な運動をし足腰を鍛えます。また、よい草を食べて栄養を蓄え子牛がたくさん生める健康な体を作るんだそうです。

「私もこんな気持ちいいところに放牧されたい。」

牧場に向かって「かなちゃーん!」って叫んだら振り向いた牛がいたような・・・。気のせいかな・・・。

〔 1050文字 〕

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