横手市では、平鹿地域、増田地域を中心にりんごの栽培が盛んで、県内一の生産量です。
横手市のりんご栽培の歴史は古く、明治中期、秋田県にりんごの苗木が入って以来、多くの熱心な生産者や研究者により、さまざまな栽培技術や新品種が生み出されてきました。
現在は、主力品種「ふじ」をはじめ、「つがる」 「さんさ」「やたか」「千秋(せんしゅう)」「シナノスイート」「王林」「秋田紅あかり」など多くの種類のりんごが栽培されています。
ちなみに「千秋」「秋田紅あかり」は秋田県で育成された品種、「やたか」は横手市増田町で発見された品種です。
主なりんごの収穫開始時期は、概ね次のとおりです。
【8月下旬~】つがる、さんさ
【9月下旬~】やたか、千秋
【10月上旬~】シナノスイート
【10月中旬~】秋田紅あかり
【10月下旬~】王林
【11月上旬~】ふじ
秋田県のオリジナル品種「ゆめあかり」は、秋に収穫したりんごを長期貯蔵し、翌年の5月~8月に出荷され、夏においしいりんごとして注目されています。
りんごを使った加工品としては、りんごジュース、アップルパイ、りんごチップス、りんごソフトクリーム、りんごジャムなどがあります。
また、横手市から湯沢市につながる広域農道「雄平フルーツライン」の沿道には、広大なリンゴ畑が広がり、絶景スポットとして有名です。
8月中旬〜11月中旬