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横手市実験農場から「陽みつぱ」誕生

陽みつぱ
主催・協力等/横手市


 目指すはわき役のミツバから主役へ
 横手市実験農場では、ミツバの春取り栽培に取り組んでおり、この度、市内公共宿泊施設などにおいて「陽(ひ)みつぱ」としてデビューすることとなりました。
 通常、ミツバはお吸い物や茶碗蒸し、鍋物などに香りを添える脇役として食されていますが、「陽みつぱ」は、市販されているミツバより茎が太く、スジが残らないしゃきしゃきした食感が特徴です。食べてびっくり。その食感とみずみずしさ、さわやかな香りはサラダの主役にもなることもできるんです。

 ■横手市とミツバ
陽みつぱ
 横手市大雄地域では30年ほど前から、ホップ棚の下を利用したミツバの栽培が行なわれていました。地元では、ハウス栽培による年末年始の収穫・出荷が通常となっています。しかし、畑で雪に埋もれて過ごして、春に出てくるミツバは栽培農家の間でのみ食されていました。この春のミツバは、価格・栽培の課題において、出荷までに至らず、ミツバ農家のみが楽しめる秘密の味であったわけです。
 実験農場では、ここに目をつけ雪の下で春を待ちわびたミツバの新たな栽培方法を探って試行錯誤を重ねてきました。

■「陽みつぱ」としてデビュー
 ミツバは冬に収穫するのが主ですが、このミツバは春に陽の光をたくさん浴びて育っていることと、ミツバ農家がこれまで出荷せずに秘密?にしていたことから「陽みつぱ」と名づけました。さらにミツバでなく「みつぱ」としたのは、秋田弁で春のかわいいイメージをつけるためです。
 このたび「陽みつぱ」が横手市内温泉宿泊施設のお食事メニュの中で試験的に提供を行ないました。サラダをはじめ柳川風鍋や、かき揚げなど「陽みつぱ」が主役となった料理は、多くのお客様からご好評をいただいたところです。

■来年の収穫に向けて
 今年の栽培データ、お客様の反応などを元に、来年度から生産者への技術提供に取り掛かる予定です。
 ・ JAミツバ部会とともに市場への出荷を念頭とした展開
 ・ 収穫期間の延長に関する研究
 ・ ブランド展開のために地元飲食店、首都圏高級料理店などへの売り込み
を柱に展開していきます。
 春の陽をたくさん浴びた「陽みつぱ」が地元初め全国の皆さんにお楽しみいただける日が楽しみです。



 
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