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9月某日、
そんなマーケティング推進課の皆さんからまた、新しいチャレンジの話を耳にしました。 品川のアンテナショップ『秋田美彩館』で横手市役所の柿崎さん山本さんと待ち合わせをし、 お話を伺ったところ・・・
シンガポールや香港、そしてタイで開催予定のよこての食をPRする「プロモーション」のお話しでした。 国内では人口減少や高齢化により「日本全体の胃袋」の縮小が予測される中、 食の産地である横手市は非常に危機感を抱いているそうです。
 今のうちから販路の拡大を図っていこうと5年前から市単独で農産物や特産品の海外ルートを開拓しています。 「1年目は右も左もわからない香港で、ただただ香港人のパワーに圧倒されていました」と山本さん。 当時先行していた青森や鹿児島、北海道などの取り組みにも衝撃を受けたそうです。
 横手市長自らが陣頭指揮をとり、現地に雪を運んでかまくらを作るなど、地道な努力を続けた結果、


品川駅前にあるアンテナショップ
あきた美彩館。旬の秋田がずらり
催事での販売だけではなく、年間を通して店頭に並ぶまでになりました。 現在は年間を通して約3千万円の商品が海外に輸出され、まだまだ伸びる見込みだそうです。

柿崎さんが輸出のメリットについて語ってくれました。
「米は輸出すると、その分が減反にカウントされる仕組みになっています。また、ブドウを輸出している 農家の息子さんが、海外への取り組みに魅力を感じて跡を継ぐことになったという売り上げ以外の効果も出て きています。そして何より市にとっては視野を広くもつことができ、例えば世界的な食料危機のことなど、 現場からのリアルな情報が得られますし、自分たちに関わることとして捉えることができるなど グローバルなスタンスをとれるという点で大きなメリットがあると感じています」と、頼もしいです。

 お米を海外でプロモーションさせたら日本一!?の自信があるとのことで、皆さん、海外旅行先で横手市の プロモーションに出会ったらご注目ですよ!!!今年は、台湾、香港、タイ、シンガポールでお米、リンゴを 中心にプロモーションを行い、近い将来にロシアや中東も開拓していきたいと鼻息もあらいお二人です。
ちなみに他市町村はどうなっているのでしょうか?


わたしは2001年から3年間シンガポールで暮らしていました。
シンガポールには2万人余りの日本人が住んでいて、伊勢丹や高島屋、明治屋があり外国の中でも比較的日本食が 手に入りやすい環境です。


 当時、北海道や福岡県などはシンガポールに出張所を設けていて、定期的に物産展を開催していました。 どさんこ市場に、よさこいソーランを披露したり食文化や地元文化を広める活動は活発。 販促会で評判がよかった商品は食品売り場に常時置かれることもありました。
そういえば7月の環境サミットで各国首脳陣を前によさこいソーランが披露されていましたね。
海外向けにPRし続けていたことで、度胸も国際級 第一印象も磨かれていたと思います。
横手でG8が開催されたら、首脳陣には「はんてん」を着てもらい、かまくらで甘酒の「おもてなし」を 満喫してもらいたいところ。海外展開はおもてなし精神を磨くいいチャンスです。

シンガポール、マーライオンを背にレポート

 話はそれましたが、こうした北海道や福岡県など都道府県単位の取組みと違って市町村単位で 海外進出をはかっている例はほとんどなく実は、横手市が先駆け中の先駆け、なのだそうですよ。

海外で横手の食材を常時販売してくれるスペースを増やしていきたいですよね。 そのためには、よこて産のファンを確保することです。お米の場合、すでにアジアの食の主役なわけですから 家庭で好んで購入していたお米に替わって横手産が台頭していけるのか・・・。
りんごの場合、青森産と横手産が並んでいたら、やはり「AOMORI」なのでは・・・ とネガティブに考えがちです、正直。
以下にチャレンジャー横手市の考えを解釈してみると、
輸入食材の場合、
本マグロだと、クロアチア産よりも台湾産が美味しいのかな?
バナナは、フィリピン産よりタイ産の方が好きかな?、 ぐらいの差でしょう。
りんごでもお米でも、ずっと「横手産」を選び続けてもらう決め手は、はい、「美味しさ」です。
化粧品も即席ラーメンも現地好みの仕様に変えて売り上げを伸ばしていますが
加工品でない農産物の場合、りんごも米も現地産と「がちんこ」になりますから、素材の味で勝負するのです。
品質に自信がありますから。
と横手市は断言しているようです。
今後に注目です。

「KIKUとYUKI」
最後に、食と農の海外展開において私が提案したいのは「花材」「雪」です。
食ではなく花と雪・・・? はい、菊は農産物ですし、ご存知の通り食べられる品種もあります。

 この写真にあるバリのブーゲンビリア、きれいですよね。
 ブーゲンビリアは日本国内でも生産されていますが、店頭で「バリから直輸入のブーゲンビリアです」 なんて言われたら、プレミア感たっぷりで私なんぞはすぐに買ってしまいそうです。 花材の場合、産地の特色が見た目で分かり易く、お米やりんごより結果がはっきり出るかもしれません。

 ちなみにシンガポール人や中国人は、赤や金、派手な色が大好き。
人工着色料並みの黄色やピンクのお菓子が普通に売れています。「七色菊」とか「レインボー菊」と


バリ島で咲き乱れる、ブーゲンビリア。
きれいです!
銘打って 虹色の菊を開発したら、これは食用菊としても人気がでるかもしれません。ヘルシーですし、 健康食の仲間として。

そして、「雪」。
雪の降らない国や地域では、雪はロマン。先般、仕事で伊勢丹の海外担当さんとお話する機会があり耳を 傾けると、「アセアン地域の場合、北海道や青森など『北』が人気。雪に一種の憧れがあるんでしょうね。 かまくらは最高に神秘的な存在。」と話していました。
香港に雪を持ち込んで開催したプロモーションも好評だったようですし、今後も、オーソドックスですが 甘酒やりんごをかまくら型の雪に詰めてパッケージにしたり、雪のかき氷とか・・・
プロモーション活動に「雪」を織り交ぜていくのも素敵な作戦だと思います。

そろそろ結びとなりました。
このページは「応援メッセージを」という主旨なのに、徒然なるまま、したためてしまい失礼しました。
わたしはこれからも、厚顔無恥になってむちゃなアイディアをがんがん提案し続けていきたいと思います。 実現してくれる職員さんもいるし、百人力!
今後も「応援」という第三者の目線ではなく、主体的に積極参加して参ります。
皆さんも民間よこて広報大使になりませんか。




 
横手市「食と農」からのまちづくりプロジェクト
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